今日の中日新聞。安城市の「外国人生活保護」の記事第2弾。まずは見出し。
《生活保護窓口で差別》
《ブラジル人女性 救済申し立て》
《「外国人には出ない」「国に帰れば」》
《安城市長「意図伝わらず」》
内容は、市長が記者会見して《通訳を介したやりとりの難しさなどから「市の意図が正しく伝わらなかった」》と答えたという。
なるほど、通訳を介していたのか。でね、その通訳がどういった立場の人か確認をしたら、ブラジル人が連れてきた知人だったとさ。
おいおい、ブラジル人のツレかよ。だったら、その素人通訳が、担当者の発言をきちんと聞き取っているか、日本語の難しい言い回しをどれほど忠実に再現しているのか、さらに法律もなにも知らないブラジル人がそれを理解できているかどうか分かったもんじゃない。
素人というのは、その通訳に限らず、前後を端折り、手前勝手に話を組み立てて、伝えることが多いからね。
おそらく市長の説明のように《「外国人に生活保護は出ない」「国に帰れば良い」という発言はしておらず、主張の一部は「事実と異なる」》というのが正しいだろう。
ブラジル人は一連の対応を「外国人差別」、「虚偽の説明」と言い切っているが、上記の経緯を聞けば、「差別」ではないし、むしろ通訳した人物の「虚偽」が浮き彫りになってくる。
行政職員の代わりに言おう。
「母国に帰って手厚い保護を受けなさい」
これも素人通訳にかかると「さっさと帰れっちゅう~の!」と訳されるのか。