思いつきでは北方領土は帰らない その1

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101224-00000121-jij-int
 これを言わせてしまっては、日本外交の完全なる敗北でしょう。スッカラ菅・仙谷ドブチュー政権がロシアからも舐められている証拠だわさ。こういう愚物を戴いた国民が恥をかくのは当たり前と言えば当たり前だのクラッカーなのだ。
 これでもう北方領土は「戦争」に寄らなければ絶対に日本に返還されることはなくなった。福島瑞穂田嶋陽子あたりが「話しあいによる解決を」って百万回唱えたって帰らないものは帰らない。それが国際政治というものである。こんな簡単なことをどうしても理解できない輩がいるのが不思議だ。そしてその輩に連なる連中が政権に居座っているのだからどうしようもない。
 今朝の朝日新聞に「北方領土関係費前年度比76%増」の見出しがある。スッカラ菅政権はメドベージェフロシア大統領の国後訪問を受けて20億円余の予算をつけたのだそうな。こういった動きを「泥縄」と言う。
 おやおや、こんなニュースも飛び込んできましたぞ。
http://www.nhk.or.jp/news/html/20101224/t10013059811000.html
 菅首相が沈没寸前の仙菅ヤマトの再度浮上させるために声を掛けたのは、たちあがれ日本の平沼代表だった。おいおい、先日、サヨク集団社民党の党首福島瑞穂に秋波を送っていたばかりではないか。いくらなんでも、思想信条がまるっきり違う集団に声をかけてどうまとめようとしているのか。

 コラムニストの勝谷誠彦さんが菅首相のことを評して「思いつきの人」と言っているが、この記事のタイトルもまさに正鵠を射ている。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/diplomacy/477616/
《菅外交、繰り返される「その場しのぎ」》
まったくその通りで、内政でも外交でもまったく同じ「思いつき」「その場しのぎ」で政策を行っているから、後手後手に回って、相手に足元を見透かされてしまう。

 子ども手当にしても混乱を招いている。
 全国の自治体が、今、来年度予算に向けての編成作業をしている。ところが「子ども手当」について、政府案が固まらないので、各自治体は大きな予算を伴う「ばら撒き金」をどう当初予算に計上してよいものか困っている。これほど翌年度の方針をちっとも出さない迷走政権も珍しい。
(下に続く)