コンビニ深夜営業自粛

 埼玉県などが温暖化対策を目的として、コンビニの深夜営業の自粛を求める方針をしめしたらば、日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が大反発をした。JFA会長は次のようにコメントした。
「自粛しても二酸化炭素の削減効果は薄いぎゃぁ。防犯面でのミャーナスも大きいでよ。24時間営業はリャーフステャールの変化と社会の要請に対応したもんだで、今後も協会のコンビニは継続していってちょーよ」
「温暖化の対応は重要課題として取り組むがね。でも、コンビニだけをテャーゲットにするのはやめてちょーよ」

 JFAによれば、営業時間を午前7時から午後11時の16時間にしたとしても、その効果はCO2の4%の削減に留まるという。冷蔵庫は電気を止められないし、昼間に配達をするとなれば渋滞などで効率が悪くなるのだそうだ。

 深夜営業を止めることによって、4%も省エネになるのなら断じて実施すべし。元々、夜中じゅうやっていることが異常な状態だったと知るべし。収益を優先に考えるからそういった腰の引けた発言になる。もっと大局を見よ。時間短縮程度ができずして、何が「重要課題として取り組む」だ。コンビニ業界は資源の枯渇に対して何の意識もないのか?
 さらに、JFAは言う。
「夜間に身の危険を感じた女性がコンビニに駆け込むケースが1万3160件にのぼり、このうちの4割が午後11時〜午前5時になっている。自粛による防犯面の弊害は大きい」
 治安が悪化しているんだ。身の危険を感じる女性はもっと早く帰る工夫をすればいい。ライフスタイル自体を変えるのである。
 それにコンビニが安全かというとそうでもない。コンビニ強盗は頻発している。襲われる時間帯は午前2時から午前5時が最も多いという。そちらの防犯を考えれば午後11時閉店は妥当な線だと思う。従業員だって人気のない深夜に店番するのは嫌だと思っている。従業員の安全のためにも営業時間の短縮をする必要があるのではないか。
 極論だが、土方さんの言うとおりコンビニだけをターゲットにせず、全国津々浦々午前0時をもって全ての営業活動を停止させれしまうというのも手だ。前述した戒厳令である。どうせ闇の中でうろうろしている奴らなんかまともな連中じゃない。夜間は警察、消防、行政、自衛隊が真っ暗になった町の警戒に当たればいいのじゃ。町ごとに木戸をつくってもいい。夜中になったらその木戸を閉めて木戸番を置く。こうすれば暴走族も不良外人もうろうろできないからね。
 だからワシャはコンビニ深夜営業自粛には賛成なのだ。それでいいのだ。