卑怯者の挽歌

 食肉卸小売業「丸明」の吉田明一社長が、飛騨牛の偽装表示を指摘され「従業員が勝手にやった」と罪をなすりつけ「なぜ従業員がやったことについてわしが責任をとらなきゃいかんのか」と嘯(うそぶ)いていた。
 真実の解明は今後のことになるだろうが、インタビューに答える吉田社長の人相が悪すぎる。卑怯なことをしていないとここまで悪い顔にはならない。残念ながらコイツは黒だ。

 三重県伊賀市でぼったくり整形外科を営む谷本広道院長も卑怯者の横綱だ。極めて不衛生な状態で点滴の薬液を作り置きして、それを点滴の必要のない患者に対し金儲けのためだけに投薬している。その結果、1人が死亡、11人が入院をするはめになった。
 このバカがやはりマスコミのインタビューを受けた。顔を醜く歪めて何かをしゃべっている。本人は苦悩の表情をつくっているつもりなのだろうが、どう見ても下痢をこらえているオッサンにしか見えない。何故きちんとした表情で取材を受けないんだろう。このオッサンが下痢面で言ったことは「看護士が勝手にやりました」と取り敢えず人のせいにしておいて、その後、「私の家には風呂すらないんだ。そんな貧乏をしているのに儲け主義に走るわけがない」とわけのわからないことをほざいている。ベンツ2台とランドクルーザーを乗り回している医者の豪邸に風呂がないわけないじゃないか。その後、記者たちに発言の矛盾を指摘されると、脱兎のような逃げ足を見せた。真から卑怯者だな。

 別に卑怯者というわけではないが、弟の煽りをくって謹慎していた後藤真希が大手レコード会社の株主総会にサプライズゲストとして登場し、8ヵ月ぶりにステージに立ったんだそうだ。このお嬢さんがパチンコ屋で足を投げ出してくわえ煙草で玉弾いていた下品な女だとは思えまへんで。あんまり裏表の差が激しくなると、裏を隠すために嘘が多くなって、結果として卑怯者になってしまうことがあるのでご注意を。