社会保険事務所の封筒

 二番目の息子がもうすぐ20歳になる。だから地元の社会保険事務所から「国民年金第1号被保険者資格取得届」が、PR用チラシと返信用の封筒とともに同封され送られてきた。役場の年金担当係に知人がいるので相談すると「出しておけばいいんじゃない」という話だったので、件の届を記載して折りたたみ封筒に入れようとした。
「!」
 書類が封筒に入らない。書類はA4サイズで封筒はB5対応のものだった。
 これが有名な社保庁の仕事か。ある意味で感動しましたぞ。さすがだ。末端の小さな仕事まで気配りが行き届いていない。徹底した手抜き、注意力散漫に社保庁の真髄を見た。
 ワシャは書類を細かく畳んで封筒の中に押し込んだ。これでは社会保険事務所の方も事務処理が手間だろうに。細かいことを言えば、送付してきたオレンジ色のA4封筒には差出日がない。公の書類を送付するのに出した日付を記載しないというのは考えられまへんで。仕事がおざなりなんだね、社保庁。期待通りだったので拍手。