ラクをして成果を出すぞ

 馴染みの書店から「本が届きましたよ」という連絡があったので、仕事の帰りに立ち寄った。頼んでおいたのは、日垣隆ラクをしないと成果は出ない』(大和書房)、志村有弘編『松本清張事典』(勉誠出版)である。もちろんすぐにはカウンターに行かない。しばし棚を物色する。「WiLL」7月号が出ていた。そういえば勝谷誠彦さんが「週刊文春」の記事――昭和天皇「会見録」――が面白いって言ってたっけ。おっと、佐藤優鈴木琢磨『情報力』(イースト・プレス)のサブタイトル「情報戦を勝ち抜く“知の技法”」に心が引かれますぞ。「中央公論」の特集で読んだ記事が参考になったので、遅れ馳せながら、勝間和代『効率が10倍アップする新・知的生産術』(ダイヤモンド社)も買っておこう。その他に別冊宝島と環境関連の本を買ったら、自転車の前カゴに入らなくなってしもうたわい。

 家へ帰って早速読み始める。風呂に「WiLL」と「週刊文春」を持ち込んで読書。「別冊宝島ニッポンの名門高校102」を読みながら食事。この時、100円ショップで買った115mm×27mmの透明プラスティック製ロングクリップが役に立つ。なにしろ手を放しで本が読めるからありがたい。
 食事を終えて、落ちついたところで、日垣さんの新刊に取り掛かる。
(読書中読書中読書中……)
 読み終わった!
 いやー、またまたガツンとやられましたぞ。
 以前、セミナーで日垣さんは「月に100冊」という数字を掲げられたので、必死に100冊目指して精進してきたのだが、新刊では「40代は1日5冊」という基準を提示された。1日5冊って、月に150冊ではあ〜りませんか……
 また「専門家になるためのインプットは300冊」が目安だそうだ。ふ〜む、自宅に有る災害関連の書籍を数えたら200冊だった。100冊足りなかったんだな。環境本は170冊、まだ半分しかない。環境を極めるためにはもっと頑張らねばねばネバーギブアップ。
 一番厳しい指摘は「毎晩アルコールが欠かせない人は伸びない」だった。これを肝に銘じて、肝を守ることにしよう。

 うわ!出勤時間が迫ってきた。今日は四国の同業者が我社を視察に来るのじゃ。発表者は何故か新米のワシャだ。その支度をしなければならないので今日は早めに出勤する。てなわけで中途半端でゲスが行ってまいりま〜す。