解散総選挙を望む

 昨日、国土交通省は全国の自治体に対して、平成20年度事業の補助採択の内示を一斉に報じた。政治家たちは国会で干戈騒乱の大騒ぎを演じている一方で、官僚たちは水面下で粛々と事業実施のための手続きを進めている。
 阿呆な政治屋どもを表舞台で踊らせて、マスコミによる官僚バッシングも麻疹のようなものだから、そんなものは馬耳東風、庶民の抵抗も全て折り込み済み、暫定税率さえ国会を通過してしまえば、OBの天下った外郭団体や全国の土建屋にじゃぶじゃぶと予算を流せるのだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080501-00000052-yom-pol
 阿呆な政治屋、この場合は東京大学ご卒業の町村官房長官だが「連休中はガソリンは上がらない」とほざいていたが、全国津々浦々のガソリンスタンドは、み〜んな一気に便乗値上げ、適当なことを言っているんじゃないよ。そんなことも予測できない連中が、官僚の言いなりになってガソリン税を上げたり下げたりしている。これじゃぁ血の通った政治とはとても言えまい。

 ワシャは「潔い行動」が好きだ。地位や名誉に恋々とせず、こうと思ったらその道を突き進む、そういう政治家が本物だと思う。是非はともかく小泉純一郎には、行動規範に中に「潔さ」があった。
 しかし、福田さん、どうにも冴えない。官僚の手練手管、権謀術数でのらりくらりと延命を図るだけでなく、ここぞというときに男の生き様を見せておくんなさいよ。