浜は片山を超えた

 への字口で有名な同志社大学の浜矩子教授が今朝の「報道2001」に出演していた。この人、昭和27年生まれ、御歳55歳である。でもね、1年前に始めてテレビでご尊顔を拝した時には10歳は老けて見えましたぞ。たぶん研究に没頭していたんでしょうな。髪はボサボサ、その上にへの字口の婆顔で、辛口コメントの切れ味がいいだけに惜しい素材だなと思った記憶がある。
 それが今日はテレビ用に美容院に行ってきたんでしょうね。ボブカットに紫色のヘアマニュキアを施している。口は相変わらずへの字だが、髪が軽いのでずいぶん洗練された印象になった。服装はというと、いかにも関西のオバちゃんが好きそうな赤、黄、青、緑、ピンク、白などがごちゃ混ぜに配色されたサイケデリックな柄に孔雀の羽の目のような模様がちりばめられているといったど派手なアンサンブルである。それでも全体に高級感があって悪くはない。
 浜先生、相変わらずジャコウウシのような重たいヘアスタイルを変えようとしない片山さつき衆議院議員よりずっとまともになった。
 片山先生は、「non−no」のキャンパス特集企画で「ミス東大」として取り上げられたほどだから、お若い頃にはおきれいだったんでしょうな。でも、その頃のイメージを引きずっていてはいけない。もう50に手が届こうとしているのだ。未だに昭和55年の宮崎美子風でもあるまい。
 今日の浜先生と先週の片山代議士では、間違いなく浜先生の勝ちと出た。誰かジャコウウシにファッションアドバイスをしてあげる奇特な人はいないのだろうか。