読書会 その2

(上から読んでね)
 もっとハードなのが、ジャーナリストの日垣隆さん主催の読書会だ。すでに東京や大阪で何度も開催されているのだが、課題図書の数が半端じゃない。そして内容も極めて濃いのである。課題図書を厚さで示す読書会があるだろうか。昨年の9月に東京で開催された際の課題図書は、
オルテガ『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫
マルクスユダヤ人問題によせて ヘーゲル法哲学批判序説』(岩波文庫
福沢諭吉『新訂 福翁自伝』(岩波文庫
マックス・ヴェーバー『職業としての政治』(岩波文庫
井筒俊彦イスラーム文化』(岩波文庫
プラトンソクラテスの弁明・クリトン』(岩波文庫
ヘミングウェイ老人と海』(新潮文庫
夏目漱石吾輩は猫である』(角川文庫)
の8冊だった。自分の読書をしながら、このラインナップを読むというのは大変ですぞ。物好きな方はお験しあれ。