ずっと病院

 今日も二日酔いではない。昨日は一滴も飲んでいませんぞ(笑)。
 今日は早朝から総合病院に行っていたので日記が書けなかった。なにせ外来は午前7時から並ばなければ午前中に診療が終わらないというのだから、さあ大変♪
 仕方がないので、とにかく行きましたがな。午前7時過ぎ、総合病院の正面玄関を入った。入ったところが吹き抜けの広いロビーになっていてその右側の壁面に「再来受付機」が4台ある。これが8時から動き出すので、受診者はそこで受付をする。ワシャの前にはすでに20人ほどが並んでいた。皆さん、お早いですねぇ。
 午前8時の受付開始には80人ほどが並んでいた。その中にはワシャのような病人もいるだろう。しかし、再来受付機の周辺に椅子はない。ベンチとはいわないが、丸椅子を幾つか置いておいても罰はあたらないんじゃないの。
 まぁ、早起きしたお蔭で(っていつもどおりだけど)午前8時30分の受診時間をゲットできた。内科の待合ロビーで待つこと1時間、名前を呼ばれて診察室で医師と面談、検尿、採血、レントゲン……
「内科的には問題はないと思います。ただ整形外科の方も念のために受診してください」
 と検査を一回りして2回目の診察室で言われたのが、午前10時30分。
 それから整形外科の受付に行って、また再来受付機で受付をする。診療時間は午後12時30分と出た。
 本を2冊持ってきてよかった。真鍋正宏『食通小説の記号学』(双文社出版)はもう読み終わっている。2冊目の北原糸子『日本災害史』(吉川弘文館)をバッグから出した。
 午後1時過ぎにようやく整形外科の診察室に入った。診察後、医師は「痛み止めの点滴を打ちましょう」と言う。
「え?注射ではないんですか」
「点滴です」
「時間掛かります?」
「1時間です」
「はあ……」
 ワシャは診察室の奥にある治療室に移動しベッドに横になった。看護婦さんがやって来る。薬液袋を頭上にぶら下げ、左手に針を刺して去って行く。これから1時間の辛抱だ。でもね、ワシャの右手には『日本災害史』がある。しめしめ。
 点滴は130ページも読まないうちに終了した。点滴をする前にかなり待たされたので、すでに3時になっている。会計を済ませて、知人が入院しているのでそれを見舞って家に帰ったのは4時を回っていた。結局、1日仕事になってしまったわい。また来週、再検査をすることになった。MRI検査だ。う〜む、ワシャの脊髄はなかなか複雑なようじゃ。