大晦日

 地球の歴史46億年を1年に例えるならば、人類が地球上に現れるのは大晦日になってからだ。
 現在、午前7時を回ったところなのでまだ出現していない。二足歩行をする猿人の登場でさえ午後6時まで待たなければならないのだ。ネアンデルタール人などの旧人が現れるのは午後11時37分で、そろそろ紅白歌合戦も終わろうという時分である。現世人類の直接祖先である新人出現は4万年まえだから午後11時55分、狩猟・採集から自ら食料生産を行う新石器時代に移行するのが午後11時58分過ぎ、メソポタミアに都市文明が成立するのが午後11時59分20秒のことだ。
 な〜んだ、悠久の地球の営みから考えれば、人類の歴史など束の間の出来事であり、人の一生は一瞬の点滅でしかないんだね。そう考えれば瑣末なことで汲々とした日々を過ごすのがバカらしくなってきた。よっしゃー!こうなったら破れかぶれじゃ。平成20年は思いきり楽しく過ごすことにした。
(本日はまた登場しますね)