熱田散歩はまだつづく

 白鳥山法持寺をあとにして、その北側にある白鳥古墳へ。寺は「はくちょうざん」古墳は「しらとり」と読む。6世紀初頭の築造と言うから、古墳時代後期継体帝の頃だろうか。
 その後、堀川端を伊吹颪にあおられながら、断夫山古墳にゆく。この古墳、熱田神宮公園の一角にあり、一角といっても全長151mで鬱蒼と雑木が生い茂る山になっていた。東海地方最大の前方後円墳だそうだ。古代のロマンを感じるのう。

 そうそう今朝の新聞にも古代のロマンが載っている。京都高麗寺で境内を囲む築地塀の一部が倒れたままの状態で1300年の時を超えて出土した。築かれたのは壬申の乱(672年)の頃だという。とすれば、この築地塀の倒壊原因は間違いなく684年に発生したマグニチュード8.2の海溝型地震(東海・東南海・南海地震)による。こんな大昔から列島の南にある海溝は揺れていたんですな。

 話が逸れてしまった。
 その後、如来教の本山、尼寺である青大悲寺を覗き、尼さんに睨まれ、国道19号を横断してホームズに到達する。