鍼医堀田

 残念ながら昨日行った鍼医は堀田さんではなかった。でもネットで調べたら鍼灸師の堀田さんは何人も存在する。名古屋には堀田駅近くに鍼灸院があった。中には「鍼医の堀田健さん」も居て、それじゃあその堀田さんの鍼灸院にある椅子(いし)は「鍼医堀田健ちゃんの椅子」になる。だからなんなのと言う話だが……
 さて、鍼の話である。先生はきれいな白髪の品のいい方だった。年の頃なら70代後半といったところだろう。先生はワシャを静坐させて、ワシャの体のあちこちを確かめている。紙の生え際を触っている時に「あなたは神経質だねぇ」と呟いた。仰るとおりです。首をさすりながら「あんまりパソコンばかりやっていてはダメだ」、背中を確かめながら「お酒も適度にしなければいけない」、腰を押さえると激痛が走る。「椅子に座ってばかりでしょう。運動をしないとねぇ」、左の膝を叩きながら「ここにも打っておくか」と呟いた。
 合計20箇所に鍼を打たれたましたぞ。う〜む、鍼が体の中に入ってくるとズーンとした重みがかかってくる。注射嫌いのワシャにはなかなか辛い1時間じゃったわい。
 それでもね、首と膝の痛みはピタリととれた。腰だけはかなり頑固なようで、未だに痛みが消えない。
 来月早々に神戸に1週間ほど出張することになった。それまでに少しでも改善をしておかないと厳しい。いろいろとやらなければならないことは山積しているが、今日も安静にして様子を見ることにする。
 とか、いいながらすでに1時間パソコンの前に坐っていますがね。