休日なんてありません

 昨日は福祉施設で防災関連の会議があって、早朝から自転車を飛ばした。
いやぁ、それにしても秋が深まっていたんですな。空は一点の雲もない紺碧、風は清々とした秋風で、若干、二日酔い気味でふやけたワシャの脳味噌を刺激して、ばっちり目を覚ませてくれましたぞ。
 昼まで会議をして、午後から知人宅の蔵書整理に行く。この人、コミックの蔵書で家が埋まっているという御仁で、すでに玄関から蔵書で足の踏み場もない。廊下、階段にも書棚が据えられて、懐かしいコミックが並べられている。おおお、『ノラクロ』だ。『サザエさん』も全巻揃っている。小島剛夕白土三平の作品もあらかたありそうだ。ざっと見て4000冊、この他にも同じくらいの冊数を倉庫に保管してあるというから凄い。
 この人、この春に定年退職となった。悠悠自適とまではいかないにしろ、のんびりと退職後の生活を楽しみながら蔵書の整理にも手を着けたのだそうだ。
 この人とは前々から漫画やコミックの話をしたり、面白い作品の貸し借りなどをしていた関係で、「欲しい本があればどうぞ」ということになった。それでお邪魔をしたのだが、時代物のコミックを中心に260冊ほど譲ってもらった。「もっと持って行け」と仰るが、これだけでもワシャの車のトランクは満タンになっている。もうこれで充分です。
 さて、今日も日曜出勤である。コミック整理の楽しみは明日以降にとっておこうっと。