疲労蓄積、本も蓄積

 長い夢を見ていた。上司から書類の提出を求められ、探しても探しても見つからない。積み上げられた書類の束を、延々と確認するという悪夢だ。

 日曜日は参議院議員選挙の関連で宵の口から深夜まで仕事だった。家に戻ったのが午前3時、少し寝ようかと思っていたら、集中豪雨が始まった。それも尋常な雨ではない。「この降りは大雨洪水警報が出るな」と思って空を眺めていると、夜が開けてしまった。案の定、午前7時過ぎに愛知県下に警報が発令され、ワシャはそのまま出勤したのだった。

 1日、所用で走りまわって、ストレスが溜まってきたので書店によって12冊ほど本を買いこんだ。家に戻ったのが午後8時、夕食をとりながら購入本をチェックしていたら、おおお、なんと吉野正敏著『気候地名集成』(古今書院)が記念すべき2007年購入本1000冊目の本になった。吉野正敏さん、おめでとう!昨年は11月18日に入手した日垣隆『父親のすすめ』(文春新書)だったので、3ヵ月半ほど早い。
 本は日々蓄積していく。しかし、知識はちっとも蓄積していない。「よ〜し、腰をすえて読書をするぞ」とページを繰り始めたら、そのまま眠ってしまった。そして冒頭の長い夢となったのである。やれやれ。