本の連なり

http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20061026
で、書いたように日垣さんのお薦めから、ある系統の読書が始まった。その読書系を少し整理してみよう。
○日垣さんが斎藤孝『使える読書』(朝日新書)を推薦していたので買った。
○その中にアーシュラ・K.ル=グウィンゲド戦記』(岩波書店)の書評がある。そこに書かれてある「自分の闇(自分自身の生きられなかった半面)」のことが気になった。
○影を確認するために、映画『ゲド戦記』を観たがなーんも解らんかった。映画パンフレット『ゲド戦記』を読んでもなお解らない。しかたないので試しにe−honで『ゲド戦記1』を注文した。
○なかなか送られてこない。悔しいので本屋に出かける。ゲゲゲッ、そこには『ゲド戦記』全巻が並んでいた。よほど買おうかと思って迷ったがネットで注文してあることだし……断念した。思いきり悔しいので、その横にあった『僕たちの好きなゲド戦記』(宝島社)を買う。
○注文した『ゲド戦記1』まだ届かないので、『使える読書』の中に《これはユング心理学でいうシャドウ(実現できなかった自分)を見つめるメッセージ文学なんです。》とあったので「ユング」で行んぐことにする。
斎藤孝の天才伝シリーズで『ユング』を買う。その中に臨床心理学者でユング心理学の第一人者の「河合隼雄」の名前がたびたび出ていたので、河合さんの本を探す。
○『コンプレックス』(岩波新書)と『ユング心理学と日本人』(第三文明社)があったので購入する。
○『無意識の構造』(中公新書)はなかったのでe−honで注文する。
○ついでに心理学のことが全然わからにゃいので『図解雑学心理学入門』(ナツメ社)、原政敏編著『心理学』(八千代出版)、鹿取廣人/杉本敏夫編『心理学』(東京大学出版社)も買っておく。
○『コンプレックス』は、もう一人の私(二重身=ドッペンゲンガー)について詳しく触れており、これは面白かった。ここで二重身に関する小説オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』(新潮文庫)が紹介されていたので、やっぱり買ってしまった。
○ようやく昨日『ゲド戦記1』届く。遅い!で、読み始める。
○『ゲド戦記1』面白い。これは嵌りそうだ。『ゲド戦記2』以降も買うことになりそうだわい。やれやれ。