支那共産党は、海外メディアの報道を遮断した。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=amj3RDOVKx14
さすが。支那中国の情報統制は、ベルリンの壁崩壊前の社会主義国家を見るようだ。また、反体制派に対する徹底した弾圧は現在の北朝鮮とまったく変わらない。
共産党の御用メディアがジャスミンに集う人々を批判し始めた。
http://www.afpbb.com/article/politics/2786630/6846010?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
「あのような人びとは路上にいる物乞いに似ている。それ以外の人たちは進歩しているのに、決していなくならない」と非難する。
ノーベル平和賞を受賞した劉暁波さんは物乞いだろうか。自由を求めることを乞食に例える共産党メディアはまともじゃない。こんな連中が権力を掌握しているのである。恐ろしい独裁帝国と言っていいだろう。
ここで支那中国の白い花が立ち枯れれば、東アジアは病根を抱えたまま100年を過ごすことになる。いやいや、東アジアどころか人類が、と言っても過言ではあるまい。
リビアでは虐殺が始まったようだ。
http://backnumber.dailynews.yahoo.co.jp/?m=4450278&e=libya
治安部隊の銃撃で800人の市民が亡くなったらしい。それでも、一部の軍が反体制の市民側についているので、何とか持ちこたえている。
情報の封殺された支那中国国内で、自由を求める人々が虐殺されないことを祈りたい。
しかし、希望がないわけではない。この混乱ゆえに、リビアからの石油輸出が止まった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110223-00000695-reu-int
コラムニストの勝谷誠彦さんは、支那中国に効いてくるのは「原油や食料価格の高騰である」と看破している。
「自由を求める」という高邁な志で動く中国人はごくわずかだろう。それは、今回の支那中国国内の動きを見てもわかる。しかし、「食えない」という直截的な動機で支那人が暴走を始めたら、これは誰にも止められない。これを共産党独裁政権はもっとも恐れている。
※日本語ではジャスミンは茉莉花(まつりか)