閣僚決まる その2

(上から読んでね)
 派閥別で顔ぶれを見ると、森派、丹羽古賀派が4人ずつということで、モロ論功行賞人事だった。でも戦国の昔から、配下の忠誠心を得るには、これが最も有効だったからそれはそれで評価できよう。
 首相補佐官内閣官房副長官8人のうち、森派は5人、丹羽古賀派が1人、その他が2人となっている。政治家ではないが中山恭子氏も親安倍だから6/8が森派と言っていい。安倍さんはよきにつけ悪しきにつけ官邸主導型を推し進めるつもりですな。ボケ大臣の椅子など名誉や肩書きにこだわる参議院の爺さまたちの言うとおりにして、おだてて持ち上げておけばいい、てなところでしょう。

 しかし、この顔ぶれでしか組閣できないなんて、自民党も千秋楽が近いのかなぁ。そう言えば、昨日、勝谷さんがこんなことを書いていた。
《この人材の払底ぶりは民主主義国家として末期的だな》
《それだけ政治家になるという事に魅力がなくなっている》
 本当にそう思いますよね。