古き自民党の終焉

 よし、一番いいかたちになった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000732-yom-pol
 国会議員も党員もちゃんと状況を見ている。チャボとロートルを見事に弾き飛ばした。時代が見えなかったのは長老たちだった。すでに彼らの役割は終わっている。今までも大した役割は果たしていないが、ここは潔く引退を願おう。

 そして安倍総裁が誕生した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000048-mai-pol
 この機に、老害政治家を排除して一気に健全保守党を改革してくれ。

 長老連お気に入りのチャボさんの敗戦の弁がいい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000886-yom-pol
 第1回投票で3位になり、決選投票に進めなかった石原伸晃幹事長は記者団に、敗因について「ひとえに私の力不足ということに尽きる」と述べ、今後は「茶坊主として頑張っていきたい」と語った。偉い(笑)。チャボさん、まず汗を流すことを覚えなさい。父・伯父を見習って年齢に見合った顔になるよう研鑽することが必要だ。55歳にもなって、いつまでも利かん坊、ボンボン顔では通用しない。

 決選投票後のインタビューがおもしろかった。小泉進次郎氏と古賀誠氏である。
「あなたは誰に投票しましたか?」
 という問いかけに、小泉氏は「石破さんに投票しました」と明確に答えた。
 同様の質問が古賀氏に投げかけられたが、古賀さんは「それは……ちょっと……」と言いよどみ、結局、答えなかった。なにをもったいをつけているのか。お前の投票行動はまるわかりだろう。応援を求める谷垣氏を袖にした時点で「若い人に」と言い切った。とすれば、第一回目は古賀派から立候補している林芳正氏しかないし、決選投票では安倍氏に入れている。そんなこと隠しても仕方がないのに、「それはちょっと」もねぇだろう。
 正直に答えた小泉氏、もったいぶってなにも答えない古賀氏、これが新旧の違いである。森喜朗氏も福田康夫氏も今季限りで議員バッチを外すという。どちらかと言えば遅きにしっした観は否めないが、それでも辞めていくことは賢明な判断だ。古賀さんも、派閥会長の退任程度でとどめるのではなく、もう72歳なのだから議員バッチを潔く外しなさいよ。