吉野家牛丼再開

 昨日からテレビが吉野家の牛丼復活を取り上げはじめた。まずは「真相報道バンキシャ!」である。名物店長をわざわざ取り上げて、ヒューマンなドラマ仕立てにしていた。番組の中ではこれも牛丼再開を明日に控えて、忙しいだろうに有楽町店から店員を呼びつけて試食をさせていた。本当はホンジャマカの石塚のようにバクバク食って「まいうー」とでも言えば、吉野家応援番組としては最高の仕上がりとなったのだろうが、ゲストは斎藤孝ほか2名、ちょこっと箸をぬらしただけで、あとは手をつけない。これじゃあ、PR効果はまったくないね。だいたいインテリを自称する人々が人前でガツガツ食うわけがなかろう。
 それに引き換え、本日お昼の「きょう発プラス」の山田五郎は頑張った。横でホンジャマカの恵がコメントを入れている間に、お持ち帰り用の吉野家の牛丼をペロリと完食したのだ。本人は「牛丼が好きなので」ということらしいが、O157事件の時にかいわれ大根を頬張っていた菅さんのつもりではないでしょうね。
 なんだか急にマスコミは牛丼の応援を始めたような印象が強い。ついこの間までは目の敵にしていたというのに、大きな広告料でも入ったのかな。
 まぁ食べたい人は食べればいいんだけど、取り敢えず家族には牛丼を食べるなら「すき屋」か「松屋」にしなさい、と言ってあるから安心じゃ。

 BSEの感染源にはいろいろな説がある。アホ農水省が悪役にした「肉骨粉」ではないという可能性も否定できない。アホ農水省全国農業協同組合連合会の圧力を受けて原因の究明を止めてしまったのだ。原因が究明されていないから、アホ農水省の主張する検査体制と言うのも茶番なのかもしれない。
でもね、だからアメリカの牛を食う、ということにはならないのじゃ。ワシャはBSEの有無に関わらずアメリカの加工工場の衛生環境を信用する気にもなれないのである。その一点をとっても、敢えてアメリカ産の牛肉を食う必要はないと思っている。

 別にアメリカ牛を食わなくても、中国野菜を食わなくても、他に食うモノはあるわさ。とにかく人に欺かれた状況で疑わしきモノを食わされるということに無性に腹が立つんだわさ。
 はっきりしろよ農水省、圧力団体の顔色なんかうかがっているんじゃねえよ。