諸悪の根源は横綱

 昨日の大相撲、白鵬垣添の一番のことである。白鵬の引きで垣添が土俵に這った。これで勝負あったわけなのだが、白鵬の左手が倒れている垣添の腕を叩いたのである。勝負があってからの不必要な止めを刺そうとする軽薄な力士は確かにいる。とくにバカ青龍という横綱は相変わらず土俵を割って負けの決まった力士を更に突き飛ばしたりねじ伏せたりすることで有名だ。相撲というのはガキの喧嘩じゃないんだよ。神事なのである、ということがモンゴルから来た強いばかりのガキには理解できないんだろうね。角界最高峰の横綱大関ですらこの程度の軽薄な認識しか持っていないのである。いわんや平幕の露鵬あたりがまともなわけがないじゃないか。だからこの白熊が千代大海と観衆の前で罵り合っても、風呂場でガラスを割っても、記者たちに殴りかかってもさして驚きはなかった。横綱がすでに礼を忘れているし、大関が歴代の横綱ではなく「僕チンはパパみたいな横綱になるんだもんね」と公言して憚らないほどバカなのだ。白鵬の父親はモンゴルの格闘技でチャンピオンだったらしいが、日本の大相撲とは何の関係もない。これは松井が「私はジーコのような野球選手になりたい」と言っているのと同じなのじゃ。
 大相撲が日本の国技である以上、魯鵬は今日から出場停止処分にしなさい。それがケジメというものである。そして勝敗が決まってから止めを刺しているバカ力士に注意をするのだ。そうしないと日本の国技はただの殴り合いになっちまうのである。