外国人の問題

 昨日の読売新聞1面に《大相撲「一代年寄」見直し提言》という見出しがあった。「解説」が18面に、「提言の要旨」が19面に掲載され、かなり詳しく報じている。これはネットニュースのほうね。

《「一代年寄には根拠ない」特例見直しを有識者会議提言》

https://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/20210419-OYT1T50158/

前日に「大相撲の継承発展を考える有識者会議」なるものが開催され、八角理事長あてに提言書が提出された。その骨子は、

・神事由来の伝統・精神・技法を守る

・外国出身力士が日本の文化伝統になじむ「入日本化」を進める

・「一代年寄」は大相撲の伝統継承と矛盾

 などなどとなっている。

 もちろん、大相撲ファンにとっては、至極当然のことであって、今さら再確認の必要もないわさ。

 でもね、不良横綱が多数現れるようになって、この当たり前のことの根幹が揺らぎ始めたってわけですわ。

 もちろんその筆頭は白鵬なるバカ。土俵上でガッツポーズはするわ、土俵を割っている下位力士にダメ押しの一撃を放つわ、勝つためにはどんな下品な手も使うわ・・・と横綱の品性を貶めてきた。

 下位の力士に暴力をふるった日馬富士しかり、傍若無人だった朝青龍しかり、休場を続けてちっとも土俵に現れない鶴竜しかり。

 近年、横綱の価値が「神」から「ヤクザ」に落ちてしまった。それもこれもモンゴルからやってくる「強ければそれでいい」という価値観をもった連中のせいである。

 そんなことは大相撲ファンであるワシャは10年も前から言っている。相撲協会もようやく気がついたか(怒)。

 有識者会議の委員がいいことを言っている。まずは歴史学者の山内委員長。

「他国籍化が進んだからといって相撲道に反する技や振る舞いが輸入されるのは、国技としての大相撲にはあり得ない」

 あり得ない!

 王貞治さん。

「緩めてはいけないことも大相撲にはあるだろうということ。伝統を貫くためには引いてはいけないところがある」

 いくら記録を持っている横綱でも(白鵬のことね)、強いから土俵上で何をしてもいいということではない。そのことを王さんは言っている。

 阿刀田高さん。

「大相撲のあるべき真髄を曲げてしまったら元も子もない。真髄を守れない力士はいくら強くてもいらない」

 いらない!不要だ‼

 弁護士の但木委員。

「様式美は力士の所作によっても表現され、懸賞金を受け取るしぐさにも表れる。外国出身力士の中には受け取り方が荒っぽい人がいて、違和感を覚える」

 外国人力士と人くくりにしてもらっては困る。じつに真面目な土俵態度の外国人力士も多い。但木委員の言っているのは、要するに「白鵬」なのである。このバカのために、土俵が汚れている。さっさと廃業して消えてくれ。