50年も大相撲観戦を続けてきたが、こんなばかな力士を観たことがない。これが横綱とは国技もなめられたものよ。
《白鵬が謝罪、協会審判部から厳重注意処分…62秒間居座った11日目の嘉風戦に》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00000123-sph-spo
相撲協会はこれを許していいの?ただ単に勝ちたいだけ強いだけのバカは土俵にはいらないでしょ。大相撲ファンの知識人の意見が続々と出ているが、やくみつる氏は《前代未聞の物言いの白鵬へ「出場停止に値する」緊急理事会の招集求める》と言っている。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171123-00000055-sph-spo
実況をしていたベテランの藤井アナウンサーの厳しい指摘はまったくそのとおり。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000161-spnannex-spo
「これはいけません。こんなことはあってはならないことです」
「気持ちは分からないではないですが、この姿はもう…大横綱いけません」
一昨日の結びの一番で前代未聞の横綱が審判にクレームを付けて土俵上から動かないという醜態を演じた。審判部からはかなり厳しく注意されたようだが、そんなことでこの不良横綱が更生するかい!
昨日の御嶽海戦では勝名乗りを受けると、さっさと懸賞金をわしづかみにして、いつものガッツポーズを決めたのだった。こいつ大相撲をなめている。大相撲ファンをなめきっている。
こいつや朝青龍のような不良は大相撲に要らない。「大相撲が不振だった時に一人横綱で支えてきたのが白鵬だ」という人もいるが、それは違う。その時も大相撲を支えていたのはファンなのだ。そして白鵬がいてもいなくても、大相撲は一番強い力士(それが白鵬より弱かろうが)を頂点にピラミッドを造ってその中で星を取ったり取られたりして、ファンはそれを一喜一憂して楽しむのだ。
心技体が揃ってこその大横綱である。技体ばかりが異様に腫れ上がった怪物など見るのもおぞましい。
結びが終わった後に、大入りの観客の帰宅の足をとめてまでして抗議した相撲内容は白鵬の完全なる負けである。これほど傲慢な力士はおそらく相撲史を古代までさかのぼっても見つけることはできない。それほどの醜態を演じた。相撲協会はさっさとバカなトップに引退勧告をすべきだ。
「オレがいなければ会社が成り立たない」と思っている優秀な重役でも、辞めてしまえば後任はすぐに出てくる。「あんな社員では会社を背負ってはいけない」と優秀な重役は見下していても、その頼りなさそうな新重役でも実はすぐに間に合うようになる。地位が人をつくるとはよく言ったもので、組織は組織で機能するものであって、個々人の力は社長、副社長と言えどもそれほどの影響力を持っていない。
大相撲でも同じである。モンゴル力士が数人消えたって、なにほどの影響があろうか。すぐにその穴を埋めてくれる若手が育ってくる。むしろ土俵を割ってからも止めをさす白鵬の危険な取り口のほうが若手を潰している。
組織の中で己が実力者だと思っているヤツはそれほどでもないことを自覚したほうがいい。白鵬のように「なめるなよ」と審判や観客を睨んでいるだけではダメだ(笑)。