今朝の新聞から(1)

 1年前の大晦日の新聞1面は『奈良女児殺害事件』の小林薫変態の逮捕記事だった。1年の最終を飾る1面トップが何も変態のどアップ写真でなくても・・・と思ったことを記憶している。
 で、今年の1面はというと『木村・ヒューザーも追及』という卑しき拝金主義者の記事である。変態と大差のない不愉快なトップ記事ですな。そしてその下がやっぱり変態どもの『児童ポルノ被害3.4倍』という記事だった。嗚呼・・・
 ワシャは別段聖人君子を気取るつもりはまったくないが、それでも成熟した女性にしか興味はないぞ!(と力説するほどのことでもないですけどね)
 小林よしのりが『新ゴーマニズム宣言第9巻』の中で変態どものことを書いている。
ロリコン異常者は11年前(この本は2000年発行) 宮崎勤の少女連続殺人によって警戒されるようになったが・・・異常者は今ではカンボジアで堂々と少女を買っているらしい》という文章とともに「白目を剥き身体じゅうから汚物をしたたらせ金を手にした変態が人買いの店に向かっていく」という絵が掲載されていた。
 小林は「警戒されている」と書いたが、この1年を降りかえっても、異常者は野放し状態といっていい。小林よしのりの筆はその後も冴える。「汚物変態」の次のページには普通の人間の殻から脱皮をするナイフを手にした虫のような変態の絵がある。これだ、これが自己愛だけを肥大化させた「私」のことばかりを優先するオンリー怪物なのである。
 朝日新聞も1面で『子どもを守る』とお題目だけは立派なのだが、本当に子どもたちを守ろうと思ったら、変態どもを徹底的に洗い出して白日のもとに引き出すしかないだろう。変態の人権などを叫んでいては少女たちの人権を守れるわけがない。
(「今朝の新聞から(2)」に続く)