犯罪の防止と人権? その2

(上から続く)
 犯罪者の人権を守ることが大好きな落合恵子が言う。
「韓国の場合、これだけじゃないんですよ。子供たちに対する教育とかあらゆる面からアプローチし、電子足輪が加わったと取るのが事実に近いと思う」
 そんなことはどうでもいいんだ。今、狙われている罪もない女性や子供をどうやれば変態どもから守れるか。それが最優先に考えるべきことで、早急に対策をとらなければ被害者は増加の一途をだどるだろう。
 落合が言うように、子供の教育を施し、あらゆる面からアプローチをして、それから「はい足輪」では間に合わない。今夜、帰宅途中に襲われるかもしれない被害者をどう守るか、その一点に注目すれば、落合のぬる〜い発言がむかむかするのも解ってもらえるでしょ。
 飢えて食料品を盗んだのとはわけが違う。おのれの欲望を満たすためだけに人の尊厳を蹂躙し、恐怖のどん底に突き落とし、肉体を傷つけ、命さえ奪う。そんな加害者が刑期を終えたからといって、全てがクリアになると思うのは甘いのではないか。本来なら宮刑に処されても文句など言えないところだぞ。息子と別れ別れにならず生きて償うことができるんだ。ならば生涯をかけて被害者にお詫びし続けろよ。命がけで反省するなら、足輪どころか、首輪だろうと、珍首輪だろうと「着けさせていただきます」ということなのだ。
 人権を叫ぶ外野がワイワイ言うのではなく、加害者本人に「宮刑」か「足輪」か選ばせればいい。それでいいのだ。