一年の計は元旦にあり

 平成十八丙戌の年が明けた。今年もまた皆さんにとりまして佳い年になりますように。
 さてと、一年の計は元旦にありなので、平成17年を踏まえていろいろな目標を立てることにしよう。
 まず読書は、まだまだジャーナリストの日垣さん(週30冊)には遠く及ばないので仕事の本を含めてもっと読書量を増やさなければ行けない。生活の中の無駄な時間を徹底的になくして読書に回さなければだめだな。ワシャはだんだん「読書原理主義者」になりはじめている。
 陶芸も頓挫している。「1000個の抹茶茶碗を焼くぞ−!」の目標も200個そこそこで止まってしまった。電気窯は今や書籍の下に埋もれてしまっている。早く発掘せねば・・・でもね、昨年末から「焼き物の歴史」の権威である赤羽一郎先生の講座に参加して、再度、焼き物・陶芸の歴史のおさらいを始めた。「野望窯」の復活も近い。併せて作家の鈴木輝一郎さんの講座にも参加しているが、これがなかなか面白い。課題なんかもあってけっこう大変なのだが、ワシャのようなアホは頑張って勉強しないと、ずーっとアホのまんまだからね。
 17年は仕事も面白かった(人間関係以外はね)。だからかなりのめりこんだことも確かだ。仕事のボルテージが上がったため歌舞伎や能を随分とサボってしまった。この12月にも坂田唐十郎襲名披露公演を見損ねた。本業が忙しいためなのだが、そろそろ本業で出世したいのか、将来的にへんなオヤジになりたいのかを選択しなければなるまい。今年あたりがそのターニングの年になりそうな予感がひしひしとしておりますぞ。
 今朝の「朝まで生テレビ!」でも気炎を吐いていたコラムニストの勝谷誠彦さんが言っている。
「常識人たれ、借金をするな、いつも片手にメモ帳を、人と会うのは大切だが無駄なメシは食うな、ただ生きるな、よく生きよ」
 仰るとおりだ。このあたりを目標にして平成18年の戌年を駆けぬけるとするか。