読書

 日中はサラリーマンなので、活字はもっぱら関係書類や仕事関係の本ということになる。だからまともな本というのはなかなか読めない。でもね日垣さんが月に100冊を読むって言うじゃなーい。(←ギター侍風)せめてその何分の1でいいから読みたいと思って日々読書に勤しんでいる。
 随分と昔のことになるが、五木寛之の「読書の秋に悔ありて」というエッセイを読んだ。その中に読書を《トイレだけでなく、風呂でも読む。》と書いてある。単純なワシャはその文章を読んだ日から風呂でも必ず読書をするようになった。最近では最低でも3冊もたないと風呂には入れなくなってしまったのじゃ。そろそろ風呂に本棚を作ろうかと思っているが、家族に「バカ」と言われるのがおちなので今のところ心のうちにしまったままだけどね。
 もちろんトイレでも読む。便秘になるといけないのでライトなものしか置いていない。当然、食事をしながらも読む。時々箸でページをめくって怒られたりする。休みの日は相撲を見ながら読む。相撲を見ながら低周波治療機でマッサージしながらお煎餅を食べながら家族の話に相槌を打ちながら本を読む。ワシャ聖徳太子か。(そんなえーもんじゃない!)
 そうそう車を運転しながらも読む。「天声人語」とか「産経抄」をコンソールボックスに入れてあるので赤信号に引っ掛かるとちょいと出して読書タイムにする。もちろん寝床でも読むのだが分厚い単行本は危険だ。うとうとすると本が顔に落ちてきて打撲する。寝る前は文庫か新書がいいよね。
 それでも日垣さんほどには読めない。残念!