子育て(2)

 ワシャ的には、もちろん内田派だ。調べてみると『ケータイを持ったサル』の著者正高信男さんも『父性の復権』の著者林道義さんも「希薄派」である。
 これらの本を読むと、どうやら「濃密派」というのは1970年代から台頭した「友達のような父親」や「ものわかりのいい父親」の延長上にあるらしい。ワシャの卑近な例を見ても、上記のような父親の下にいる子どもはぐれる確率が高い。
 かといってぐれた子どもが必ずしもだめかというと、そうでもないケースもあるので一概には言いきれないい。
 はてさて子育てというものは難しいものですな。