関ヶ原 その2

 さて、それから405年が過ぎ、平成の世となり関ヶ原と同じような政変が起きた。そう、もちろん参議院での郵政民営化否決から始まり9.11の衆議院選挙に至る一連の騒動である。ワシャはこの一連のドラマを眺めていて、小泉首相が家康に重なってきた。本人は織田信長のつもりらしいがその動きは信長というより家康である。時代を超えた2人の権力者は諸派の中で汲々としていた。権力者は起死回生の大博打を打つ。関ヶ原(選挙)である。この大合戦に勝利することで反対勢力を一掃し、小うるさい自陣内の諸派(旧橋本派、旧亀井派)の力を削いでいくことができると読んだ権力者は決戦に臨み、予想以上の成果を挙げるのだった。
 ということは、次に待っているのは大坂の陣だよね。つまり敵は次の戦いで滅亡するということか・・・