映画

 BSで「大脱走」を観た。いつ観ても何度観ても面白い。なんと言ってもスティーヴ・マックィーンが格好いいったらありゃしない。迫力のある作品だが、シナリオの木目の細かさも見事だ。スター俳優をずらっと使っていても、それぞれがきちんと仕事をしてちゃんと存在感を出している。お互いにコロしあっていないんですな、これが。
 この映画、1963年のハリウッド製だが、丁度、ワシャが映画少年になったころに劇場でリバイバルをしおった。これではまった。その後、年末年始になると必ずといっていいほどテレビで放映され、多くの同級生が大脱走のファンになった。
 中学校の男子トイレを「クーラー」と呼び、仲間内で何かミスをすると、自ら進んで「大脱走マーチ」を口ずさみながら個室にこもるのである。もちろんグローブとボールは忘れなかった。
 最近、こういった名画に出会っていない、というより映画自体を観に行ってないなぁ。今週末は忙しいので、月末にでも何ぞ観に行くべいか。何かいいのがやっているかなぁ。