恐ろしや、愛知博の入場者が18日の木曜日で1,500万人を突破した。4月2日の段階で
http://www4.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=427365&log=20050402
1,200万人〜1,300万人と予測したワシャの見込みは全然当たらなかったということである。日垣さんにも「1,500万人はクリアできませんよ」と大見得をきって言っていただけに、こりゃちとお恥ずかしい。
ワシャの予想が大きく食い違った要因として、現段階では4つの要因が挙げられる。
第一に、全期間入場券利用者が20%を超したこと、これは意外だった。300万人がリピートして何度も会場を訪れた。そういえばワシャの名古屋の姪ッ子も20回行ったというから凄まじい。
第二として、県内小中学校の無料化が効いた。とにかくガキンチョであふれかえった博覧会だった。この子どもたち、学校から無料で行って、なおかつ入場券を取得し家族で行ったという家庭も多かったから、彼らも2度以上会場に足を運んでいることになる。
そして三つ目は、地元メディアの執拗な万博PRだ。早朝から深夜まで「万博万博万博万博・・・」これだけ宣伝すれば客足も伸びるっちゅうの。
最後の誤算は、スタッフの全期間入場券の利用だ。この数もバカには出来ない。
とにかくだ、え〜い、おもいきり負け惜しみだけど言ってしまおう。8月20日現在の15,364,970人の入場者数は、延べ人数なんです。いろいろな策を弄して水増しした蜃気楼のような数なのだぁぁぁ!
まあね、どれだけでかい声で叫んだところで、1,500万人突破という厳然たる現実は変わらない。ここは素直に博覧会協会の努力を認めよう。事務総長の中村さんもクールビズでテレビに登場し、にこやかにインタビューに答えていた。よかったね。
でも、この博覧会が愛知県以外でまったく盛り上がっていないという事実だけは記憶に止めたい。首都圏に在住する知人の何人かと「愛知博」についての話をしたが、その誰もが「博覧会に行く予定はない」ということだった。これも現実である。愛知県という47分の1が大騒ぎをするためだけに、莫大な資金やエネルギーを費やすことに意味があったのだろうか、愛知青少年公園という自然豊な公園を破壊してまで開催する必要があったのか、これらのことは「祭り」が終わってから、きっちりと検証しておかなければいけない。