土曜日の名古屋快晴

 御園座へゆく。海老蔵襲名披露である。あー楽しかった。それにしてもさすがに歌舞伎の宗家、よくぞ海老蔵を産みにけり、である。
 先々代の海老さまも人気も凄かったが、十一代海老蔵もなかなかの人気だ。上京して歌舞伎座に行ったが、当日券は買えなかった。それで名古屋まで我慢したというわけである。
 昼の部の「源氏物語」は、三味線もなければ鼓も浄瑠璃もなく、音楽はやたら録音を多用していてあまり面白くなかった。詰まらないことこの上ない。それでも源氏物語自体が好きな歌舞伎ファンにはたまらないのだろう。おばさんやおばあさんが熱心に観劇をして感激をしていた。私は個人的に「暫」や「勧進帳」をやってほしかったのだが、名古屋は舐められているからねぇ。いろんなことで・・・
帰りに駅前で本を買う。小和田哲男の「今川義元」他4冊、帰宅すると郵送で古書店から書籍4冊が送られていた。都合、9冊、読みでがあるばい。
 しかし劇場で男性用トイレに平然と侵入してきて尿をたれる厚顔なババアどもを何とかして欲しい。思わずおしっこが止まってしまったではないか。膀胱炎になったらどうしてくれるんだ!