四字熟語 その2

(無芸退職)
 不甲斐なし、大関陣。横綱朝青龍が取りこぼしているのだ。だからこそ勝ちつづけて星二つの差をもって終盤戦に臨まねばならぬところを、連れしょんでもあるまいに、ぽろぽろと黒星を連ねてあっというまに2敗でならんでしまった。6日目で大関全員の星勘定は12勝12敗(やすみを負けとして)の五分でっせ、こんなに弱い大関陣を見たことがない。関脇、小結も弱い。こちらも12勝12敗で、これじゃあ大相撲が面白くないわけだ。無駄飯ぐらいは、下位に下がるなり引退したほうが角界のためである。
(象頭腐肉)
 やっぱりそんなことだろうと思った。愛知万博が目玉中の目玉の「マンモス展示」の中身を変更しはじめた。当初は「丸ごと」展示すると息巻いていたのが、今日の時点では「頭と前足と毛」を展示するのだけだそうだ。掘ってみたら丸ごとの大部分であるところの胴体や足が腐ってなくなっていた。おいおい私はマンモスの全体が拝みたくて前売り券を買ったんだぜ。これって詐欺じゃないの?
 3月18日のこの日記に(マンモスが来るって聞いたので、前売りチケットを買ってしまった。蓋を開けたら頭だけっていう「象頭狗肉」というのは、なしにしてネ)と書いていたが、本当にそうなってしまった。
 愛知万博が「竜頭蛇尾」にならないよう祈っている。(最近、祈ってばっかりのような気がする・・・)