象徴的なもの

 昨日、東海地方はあいにくの曇り空だった。にもかかわらず遠くドイツから日本に運ばれた飛行船「ツェッペリンNT号」は神戸から出航し、万博会場に向かうためにわが故郷の空も飛んでくれたのである。
 でもね、残念!「ツェ号」ボディがグレーで塗装されており、万博関連のロゴも小さく、日本郵船の字ばかりがやたらでかく、曇天の空に紛れてしまってよく分からないのだ。あれじゃぁ全くPRになっていない。当初から万博協会の広告下手は目を覆うものがあったが、こんなところでもそんなところが露呈してしまった。
 また朝日1面に「ツェ号」と万博会場のカラー写真が載っていたが、会場はどう見ても地方の安遊園地にしか見えない。真ん中に日本自動車工業会の「ワンダーホイール」が赤く映っているが、ダサい。
 初場所、6日目を終えて、大関、関脇、小結5人(栃東白鵬を除き)15敗している。こうもこの連中(魁皇千代大海若の里雅山琴光喜)がへぼくては、大相撲も盛り上がらないわいなぁ。魁皇横綱にならなくていいし、若の里大関にならなくていい。弱い横綱大関など見たくない。彼等には強い関脇とかが似合っているのかもしれない。
 今場所の希望は、性格のいい旭天鵬が5勝1敗で頑張っているところくらいだ。今場所は6枚目まで陥ちてしまったので、ダグワドルジとは当たらないのが残念だが地道に頑張ってほしい。