相変わらず痴呆議員だね

 8月20日(金)21日(土)23日(日)と愛知県で、全国都道府県議野球大会なるバカな催しがあったとさ。全国から野球中高年が集まってやっていたのを、公費の無駄遣いと指摘され(あたりまえだ)、1998年以降開催されていなかったのだが、またどこぞの野球好きのバカ議員が「そんなら私費でやったら文句つけられんがね」とでも提案したんでしょう。お陰で全国から暇人議員と先輩議員に無理やり付き合わされた新人議員らが660人も愛知入りした。
 かわいそうに議員の愚行に付き合わされる議会事務局の職員が哀れである。下手糞な野球に拍手喝さいをし、玉拾いや雑用にいいように使われ、テレビのインタビューには当たり障りのないように議員の行動を肯定している。そのおどおどとした表情は現代の奴婢といっても過言ではない。
 ホストの愛知県議が豪語していた。
「野球が一番、交流につながる。情報交換だ」
 程度の低い議員が全国レベルでつるんでさ、どんな情報が集まるのかねぇ、せいぜい視察先(温泉ともいう)の紹介し合いっこくらいのチンケな情報じゃないの。
 詰まらない理屈なんかどうでもいい。660人の人間とそれに随行した90人にのぼる奴婢が移動するためにどれだけのエネルギーを費やしているのか。主催の愛知県は「愛・地球博」を開催するんじゃなかったのか、環境を全面に掲げているんじゃなかったのか。くだらないことにエネルギーを遣わないことが環境にもっともいいのだということを、先生方は勉強したほうがいい。