来賓歓迎企画委員会

 9月2日の新聞に「万博の来賓歓迎企画委員会発足」という記事があった。愛知県と名古屋市と地元経済団体でつくるんだそうだ。その内容は、来県する各国の要人や関係者を歓迎するための地元歓迎会やイベントを企画するとのこと。その上、運営資金は参加自治体に負担金を募るという。
「いいかげんにしなさいよ」その1
 おいおい、万博の最大のお客様というのは「入場者の皆様」じゃないのか?公費で来日する物見遊山の関係者などほっておいて一般入場者の心配をしろよ。
「いいかげんにしなさいよ」その2
来賓の歓迎会などは県でやりなさいよ。せいぜい名古屋市とつるんでおやりなさいな。財政規模の小さな自治体にフレンドシップとか理由をつけて押しつけるのはよくないよ。
「いいかげんにしなさいよ」その3
 開幕まであと201日というのに万博情報で伝わってくるのは「宴会委員会」の発足や「海上の森保全検討委員会」の発足という万博の魅力とはなんら関係のない記事ばっかりなのである。もう少し県民が盛り上がるような情報を出しなさいよ。

 今日の新聞に、豪州館のマスコットが紹介されていた。そうそうこういった記事をどしどしと出していかないと大衆は気にしてくれないよ。不恰好なカモノハシ(モリゾーよりはかわいい)が半年間、オーストラリア館の顔となる。名前を募集している。名付け親になると、航空券がもらえる。
 展示の充実を図り、こういうPRやサービスをどんどんと打ち出してもらいたいものだね。