哀れなり 中年親父・・・

 43歳の早大大学院教授が品川駅のエスカレーターで女子高生のスカートのなかを手鏡で覗こうとしたところを現行犯逮捕された。冤罪である可能性も否定できないが、事実だとすれば、なんともいじましい事件であることか。
 先月は大坂の中学校教師(46歳)が校内でアダルトビデオを見ていて処分されている。
 同じ40代として情けないやら、哀れやらで複雑な心境だ。そもそもクソガキのスカートのなかを覗きたいか(あれだけ短いスカートでうろうろされれば気になるわなぁ・・・)、エロエロなビデオを学校に持ちこんでまで観たいか(家で観れないならそれも考えるわなぁ・・・)
 ちまちまやるから犯罪になったり処分されたりするんだ。エスカレーターの上に超ミニのガキンチョがいたら、手鏡なぞ使わずに堂々と覗いて「こらっ、パンツ見えてるぞ!」と怒鳴ってやればいい。そうすれば教授は、エロガキのことを心配して怒っている、ちょっと変人ではあるが善良な人という評価を周囲から受けることになる(変態よりいいでしょ)。
 中学校の先生も、かみさんをどついてでも自宅のビデオでエロ鑑賞をすればいい。かみさんに気兼ねしているから、こんな恥をかくのである。かくなら家でビデオを観せないかみさんの寝首を掻け。いやいや寝込みを襲え。夫婦で仲良く鑑賞すれば、夫婦円満、家内安全(そんなわけにはいかないか)。
 ひとつ言えることがある。今の40代の夫たちは、一様に優しい。はっきり言えば妻の尻に敷かれているやつが多い。この2人も(奥さんがいるかどうか知りませんけどね)、どうもそんなタイプのような気がしてならない。
 早稲田大学の広報室は「教育者としてあるまじき行為で、大変遺憾だ」と、コメントしている。とくにこの教授はメジャーなだけに、今後の風当たりが強まりそうで、ご苦労さんなことです。