堀内監督「番長」禁止令その1

 いやぁー笑わせてもらいました。
 巨人の堀内監督にこんなユーモアセンスがあったなんて、意外でした。
 清原選手の報道に際して「番長」という呼称を控えるよう記者団に通告したわけです。「番長とかあだ名を簡単につけるな」「おれも悪太郎と呼ばれていてそのままきた」「どういう意味だか知っているのか」「番長が一番品のない言葉」「青少年によくない」堀内発言のダイジェストですが、大爆笑です。
 まずタレントにしろスポーツ選手にしろ、人気を商売にしている人々にファンやマスコミがあだ名をつけるのはあたりまえのことで、古いところではフジヤマのトビウオ、暁の超特急とか、最近ではやわらちゃん、大魔神なんてめちゃめちゃ有名で、書くのも恥ずかしい。どちらにしても有名税の一種で、つけられるよりつけられないほうが寂しい。それにあだ名なんてものは、自分で気に入ったものをつけるというものではなく、他者の中から湧き上がってきて定着してゆくという性格のものではないのでしょうか。ゴジラ松井だって巨人の若大将だって、いいあだ名か悪いあだ名かなんてことは自分が決めることじゃない。大衆が決めるのです。