2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

イタリアで地震

ふ〜ん、M6.3の直下型地震か。震源の深さは10キロ、うむ、人的被害の出る地震だ。現時点(午前6時)で死者92人と発表されている。この数字はまだまだ増加するだろう。 震源はローマから北東に100キロほどの山間地アブルッツォ州の州都ラクイラである。人…

小田原評定

御前会議があった。社長、副社長、関係幹部などお歴々が居並ぶ会議だ。ワシャの所属するプロジェクトチームにも関わる話だったので、ワシャも呼ばれて末席に座っていた。 会議の内容は言えないが、3月初旬に社長からある新規事業についての提案・指示があっ…

徳川家康の辛抱

大きな組織のトップとして、どのようにすれば案件を円滑に進めることができるだろうか。一例として、家康が実行した一大事業の「関ヶ原合戦」を見てみたい。 家康が隠忍自重の人であったことは敢えて説明するまでもないだろう。彼は幼少の折からその境遇に耐…

テポドンはこけおどし、本当の脅威は…… その1

今朝の朝日新聞「声」欄に「防衛大丈夫かミサイル問題」と題した投稿があった。論旨はこうだ。「北朝鮮の人工衛星(ミサイル)は実戦の場合、発射通告があるとは思えない。それなのに日本のミサイル配備は通告があって準備するという方法をとっている。そん…

テポドンはこけおどし、本当の脅威は…… その2

(上から続く) でもね、日本にとって本当の脅威はテポドンではない。テポドンは遠くアラスカまで飛んでいく能力を持つが、この発射には時間がかかる。立ち上げて燃料を注入するだけでもえらい作業なのだ。だから発射の兆候は通告などされなくとも容易に発見…

時空を超えて

http://www.asahi.com/culture/update/0403/NGY200904020021.html 今朝の新聞に、愛知県内の個人宅から鎌倉時代前期の歌人、藤原定家(ふじわらのていか)の日記「明月記」の一部が発見されたという記事が載っている。800年の時を超えて定家の手がよみが…

古書の痕跡3

しつこく昨日の続き。◎『岩佐又兵衛絵巻』(MAO美術館) MOA美術館の「山中常盤物語(部分)岩佐又兵衛勝以筆」のPOSTCARDが図録に挿んであった。MOA美術館に行って双方を購入したんでしょうね。郵便番号がまだ5桁なので、平成10年以前に行…

古書の痕跡2

新年度、あけましておめでとうございます。本年度も引き続きよろしくお願いいたします。 さて、昨日の続き。 古書を購入するといろいろなものが挿まっていて興味深い。◎『別役実評論集・言葉への戦術』(鳥書房)「○○市△△町××番−□号 ☆☆@@様宛」のハガキが…