時空を超えて

http://www.asahi.com/culture/update/0403/NGY200904020021.html
 今朝の新聞に、愛知県内の個人宅から鎌倉時代前期の歌人藤原定家(ふじわらのていか)の日記「明月記」の一部が発見されたという記事が載っている。800年の時を超えて定家の手がよみがえった。ううむ、歴史のロマンを感じるわい。
 記事を読んでいて、ワシャの脳裏に「?」が浮かび上がった。4月3日という日付が何か引っ掛かる。新聞を読むのをちょいと止めて、書庫にもぐりこんだのだった。
 早朝から必死に調べましたぞ。
(調査中→調査中→調査中)
 おおお、やっぱりワシャの勘は当たっていた。『昭和二万日の全記録』に、昭和55年4月3日、京都烏丸の冷泉家から「明月記」や「後撰和歌集」が発見されたとある。これだ。この日にちが引っ掛かっていたのだ。29年前のこの日に合わせて徳川美術館が新聞発表したんだな。

 これを見つけるのに時間を要してしまい、日記を書く時間がなくなってしまった。いろいろ書けそうなのに残念じゃ。くやしいので夜にでもまた書くかもしれない。