覚悟のない政治家は退場しろ

《女子中学生に卑わい言動で逮捕の港区議、2度の辞職勧告スルーで『日本維新の会』にも“居座る”厚顔無恥

https://news.yahoo.co.jp/articles/997e3c9e40d7892d9bff6fe1d70401f464cd220f?page=1

 議員としてというよりも、そもそも人として如何なものか。千葉で女子中学生にちょっかいを掛け、神奈川でテメエの粗○ンを露出して、さらにはタクシー運転手に対して暴行を働くって、これ普通の常識のある人はぜったいにやらないし、非常識なヤツだって、ここまで度重ねてすることはない。こいつ完全に犯罪者じゃん。議員なんてそもそもお粗末なのが多いけれど、それでも一般常識から外れないように努力しているんじゃないでしょうか?でも、頻繁にこの手のニュースが報じられるところをみると、かなり出来の悪いのが紛れこんでいるようだ。こんなのばっかりがクローズアップされるんで、仕方がないんだけれど、しっかりしろよ。

 モロ出し男が《『日本維新の会』に所属し、同党の東京1区支部長を務めるなど期待のホープと目された》って、大丈夫か、日本維新の会。愛知トリエンナーレに関わる大村知事リコールでも、余分な打算を働かせて、リコール自体を壊してしまったのが、日本維新の会の元県議かなんかだったよね。

「市議になって、県議になって、国会議員になりたい」という上昇志向だけで政治家をやっているヤツって、だいたい同じ臭みを持っている。粗○ンモロ出し区議も、リコール捏造元県議も、静岡のパパ活代議士も、ヘアスタイルをオールバックにするところから、目つき、鼻から口元にかけての塩梅がよ~く似ている。まぁさしたる志もなしに、目立ちたい、皆から一目置かれたい、先生と呼ばれたいという薄っぺらい野心だけで政治家になったような連中は、どう取り繕っても品がなく、覚悟がなく、知識が伴わない。要は「阿呆だ」ということに尽きる。名誉が欲しい、金が欲しい、というなら政治家は止めたほうがいい。名誉なら他にいくらでも得られる術はあるし、昨今、県議、市議など尊敬の対象には入らぬ。陰でバカにされているのが関の山だ。金だってもっと儲かる職業は山ほどある。しかし、結局のところ、能力不足で議員しかやれない。議員でもやっておくしかない。「デモシカ議員」というのが全国に腐るほどいるんだわさ。

 犯罪者でありながら、区議会議員の職にのうのうと居座っているというのは、明らかにおかしい。付け加えておくと、チ○コ丸出し議員は小田原にもいるし、立憲民主党の愛知県議・市議は、居酒屋ウ○チ事件に頬被りしたままウンともチンとも言わない。こんなのを排除できない民主主義って、はっきりいってどうよ。

 

 こいつらに比べて今回の参議院議員選挙岡山選挙区で当選を果たした小野田紀美さんの潔さは如何ばかりであろうか。公明党が、煮え切らない自民党に「自民候補の推薦見送りを検討し、地方組織(要は創価学会)に指令を出したと共同通信が報じたのを受けて、小野田さんはこうツイートした。

《政党が違うのですから、選挙は他党の推薦ありきでやるのではなく、それぞれ自由にやるのが自然ですよね。公明党さんの推薦見送り検討、共感します。お互いそれぞれ頑張りましょう!ってやつですね!》

 小気味がいいですな。颯爽としていますね。

 これに対して岡山の創価学会が「小娘がなに言っちょるんよ」と激怒。小野田さんを落選させるため、公明党が国政において与党であるにも関わらず、岡山選挙区で対立する立憲民主党への投票を指令したとか。これが事実だとするならこれほど愚かなことはない。

 投票箱の蓋を開けてみれば、小野田さんは前回の参議院選挙にも増して票を積み上げ、大勝を果たした。このあたりについてジャーナリストの門田隆将さんは「おそらくアンチ創価学会の票が大量に動いたのではないか」と分析している。さらに、かつては全国比例で900万票を誇っていた公明党が、2022年には618万票まで票を落としている。「次の選挙は500万票台にまで凋落するのではないか」とも門田さんは言う。

 もうひとつ付けくわえて、法華信者というものは「本尊候補(公明党候補)」には最大の選挙活動を実行するが、「本尊候補」以外には、投票しているかも疑問だということらしい。

 愛知県はもともと民社王国と言われてきた。そこで自民党候補は苦戦を強いられいる。とくにパッとした候補者のいない愛知県では、一選挙区あたり3万票と言われる法華票は喉から手が出るほど欲しいに決まっている。

 しかし、岡山の小野田さんの毅然とした戦いっぷりを見よ。有権者が嫌うのは、どっちつかずの優柔不断な行動である。

 安倍晋三さんの絶筆ツイートとなったのが小野田さんに関するものであった。

自民党公認のみで戦い抜く小野田紀美候補。厳しい闘い、彼女の鋼の信念に会場は燃えました。日本を守り抜く小野田紀美候補に力を!宜しくお願いします。》

 覚悟のない政治屋どもは辞めてしまえ!

カルト

《「祝電改ざん」で憤慨の愛知・大村知事「素晴らしい逆ギレ」「送った時点でアウト」と皮肉る声》

https://news.yahoo.co.jp/articles/c5c260db6d75fbfafbab791ba4b4f4f9e0c18ce0

 まぁ政治家が票田をもつ団体が祝電を求めてくれば送るのはルーティンと言っていいくらいなのでそこはあまり責められないのではないか。だから「送った時点でアウト」とは思わない。だが、お得意の「逆ギレ」を見せるところなんざ、さすが芸人知事。

 芸人のいつものパフォーマンスなどどうでもいい。それよりも問題なのは宗教団体と政治家の関係である。統一教会など愚の骨頂で、こんなものと関係性を持とうなどというすけべ心丸出しの政治家は評価の値しない。それよりも問題なのは創価学会である。このカルト宗教団体の政治への浸透こそ、日本の将来に暗雲を招くと言っても過言ではなかろう。

 創価学会に関しては作家の日垣隆さんや今は亡きコラムニストの勝谷誠彦さんも厳しい視点を持っておられたし、おおむねに置いてメディアリテラシーのある賢明な国民は「学会」という宗教団体に懐疑的である。しかし、洗脳を受けやすい人はどんどんとカルト地獄に陥っていく。

 ワシャの祖母がそうだった。気丈な人で、若い頃は裸馬に乗って町を駆けていたという女傑だと聞いている。ワシャが物心ついたころには、自宅に和装の教室を構える穏やかな先生になっていたんで、馬に乗った姿は記憶していない。

 その祖母が晩年、病の床についた。そうするとね、今まで顔も見たことにないようなご婦人方のグループが複数訪れるようになった。庭から回って祖母の部屋の外から声を掛けてくるんですね。後に知ることになるのだが、創価学会天理教の信者だった。

 あの気丈な祖母でも病が重くなってくるとカルトにはまってしまう可能性があったんだな。まぁ息子(ワシャの父)がリテラシーの高い男だったので、門前払いに近い格好で追い出してしまった。おかげでお布施などはせびられずに済んだが、危ないところだったわい。

 そういうことをする連中が国政の与党に食い込んでいる。そして地方政治でもある程度の発言力をもって勢力を維持している。それを支えていくのが信者と称する洗脳された人々なのである。

 このあたりを注視していかなければ、この国の行く末はかなり危ないと思われる。統一教会もそうなのだが、優しげな顔で「あなたのことを心配しているのよ」と近づいてくる連中にはくれぐれも注意すべきだ。眉に唾をつけてしっかりとシッポの有無を確認してくだされ。

毒が回って瀕死、ここから立ち直れるか

《旧統一教会富山県内政界 その関係性は》

https://news.yahoo.co.jp/articles/a4d21ef307648df8b91231d869c29b93c3a8de06

 いやはや驚いた。「統一教会」などワシャとはまったく縁遠い存在かと思っていたんだが、めちゃくちゃ近くまで迫っていたんですな。富山どころではない。愛知県内でも ズブズブの状況があったのだ。

 近くの自治体の首長が「統一教会」と深い関係にあることは有名で、その市長を知っている人なら「そうだったね」という話である。まぁ二昔以上前の話なので、いくらなんでも足を洗っているだろうと多寡を括っていた。

 ところが、4か月前の3月27日に、名古屋市熱田区日本ガイシフォーラムで「アジアと日本の平和と安全を守る新春安保愛知大会」なるものが開催され、その最前列のセンターに件の市長が座っていた。だめだこりゃ。

 さらに言えば、かなり問題の多い愛知県議会議員の名前も「世話人」の中に列挙されている。

 国会議員にいたってはズボズボと底なし沼に踏み込んでしまっている感がある。今回、参議院議員に当選した自民比例代表の井上よしゆき氏。統一教会系の講演会かなんかに参加して、朝鮮なまりの日本語で大応援を受けていた。安倍さんの秘書だかをやっていたらしいが、安倍さんが泣くぞ。

 また地元の国会議員も脇が甘いというか、「統一教会」系の団体のレポートに写真入りで載っていたりする。本人は、票をとるためには清濁併せ呑むつもりなんだろうが、毒が強過ぎる。それこそサリン並の猛毒である。さっさと撤退すべきだ。

 今朝の朝日新聞社会面。

《「祝電書き換え」愛知知事が抗議 旧統一教会に》

https://www.asahi.com/articles/DA3S15368047.html

 この記事では、愛知県の大村知事が常滑市であった統一教会系のイベントに祝電を送って、それを改竄され発表されたことについて、大村知事がイベントの実行委員会側に抗議したというもの。

 さすがは鼻の利く大村知事、安倍さんが襲撃されて、そこに統一教会の臭いを嗅ぎつけたんだね。記事を引く。

《大村氏側は今月中旬、イベントで実際に読み上げられた祝電の内容をネットで把握。内容が異なっているとして、秘書を通じて教団側に説明を求めていたという。》

 まあ適切な判断ですわな。これに対して、実行委員会関係者は《取材に対し、「大村知事側と対面しておわびした」とコメントした。》と記事にある。

 おいおい、「知事側と対面」って、随分と親しいじゃないか?甘い対応ではないか?本来なら面会謝絶、出入り禁止で然るべきだと思うがいかがかな。

 先の参議院議員選挙の某自民党事務所で、関係スタッフとして電話当番をしていたジイサンが「全国比例区は井上よしゆきをよろしく」と連呼していたという話も聞く。これは自民党ばかりではなく、カルト仲間の共産党公明党を除く大規模政党にはかなりの浸透工作が進んでいると見るべきだ。

政教分離」など絵に描いた餅ですな。

日本は豊かになった

 お祭りでワシャはくじ引きコーナーを任された。くじは3種類で、1つは「ぱっちんカップ

https://livefreelyinhawaii.work/daily-necessities/pattincup/

というやつ。ゴム製の半球体形なんだけど、ひっくり返して置いておくと復元力が働いて、その反動でピョンと跳ねるという単純なオモチャだ。

 でもね、これが人気があって、当日会場で配られた「50円券」でくじ引きをする子供たちが引きも切らない。

「ぱっちんカップ」は3セット用意され、1セットあたり100枚のくじがあって、大きいぱっちんカップが当たりで20、ハズレは2回りくらい小ぶりのぱっちんカップが80用意されている。それが250くらいはけた。

 その中にちょっと小太りの女の子、どうだろう、小学校4年くらいだろうか、その子がはまってしまって、手持ちの50円券5枚を全部使い切って、全部はずれだった。悔しがって帰っていったが、また20分後くらいにそのくじの前に現われた。母親かなぁ、女性が付き添ってきて「現金でもできるか?」と問うので、「できまっせ」と答えると100円を1枚出して、2回やった。そしたらね、大きいほうの「ぱっちんカップ」が当たったのだった。その子は顔を真っ赤にして喜んで帰っていった。 それから30分後くらいかなぁ。その子はまたやってきた。今度は200円を出して4回くじを引いた。残念ながらみんなはずれだった。さらに女の子は閉店までの間に、3度で合計500円を投資している。最終的にはもう1つ大きいのを当てているが、この女の子、将来はギャンブラーになるんじゃないかなぁ・・・と、ちょいと心配になった。

 でもね、この子の例は特殊ではないんですね。サッカーの練習帰りの集団の中にも都合20回くらい引いた少年がいたし、ほとんどの子供が1回だけで済ますようなことはなかった。必ず複数回引いて、喜んだり悔しがったりしていく。 こういった体験を重ねて、人は射幸心を育てていくのだろうか。

 ワシャがくじを引いた時代には子供が10回も20回もそれのみに金を費やすなんてことはなかった。せいぜい2回か3回で打ち止めにしたものである。日本人は裕福になった。

 しかし、どこかの部分で痩せてしまったとも感じた。

祭は楽し?

 地元で夏祭りをやるってんで、労働力として駆り出された。下準備は金曜日から始まっていたのだが、さすがに平日は凸凹商事で仕事がある。だから土曜日の午前7時前からの会場準備以降に参加し、今日も後片付けで汗びっしょり、熱中症手前で目が回りましたぞ。

 いやぁ(笑)、でもね、なかなか人間観察としてはおもしろい時間だった。いわゆる町内会という組織が夏祭りを実行するのだが、小さな町が3つ集まって連合を組んでいるので、連合町会長が1人、平の町会長が2人、さらに長老連(元町内会長)がいて、女性の副会長がいたりする。そこに一家言を持っていそうな面構えの理事が何人も加わっている。

 ワシャは長い間、組織人として生きてきた。だから戦うための組織を考えるのは嫌いではない。また歴史が好きなので戦略的な組織論というのにも馴染んできた。

 信長がどういった組織を創ったか。信玄がなぜ「人は石垣、人は城」と考えたのか。家康がなにを辛抱して260年の太平を造り上げたのか。 これらには強い組織を整備するための尋常ならざる労苦があったことを歴史が教えてくれる。 だから組織論が好きなんですかね(笑)。

 そういう意味で苛酷な使役で背筋が痛くてしようがないが、組織ウォッチングとしては楽しい2日間を過ごした。

 まず、夏祭り実行委員会に司令塔がいくつもあって、それらの指示がまちまちにだされるので、無駄な動きが多くなる。A会長が「テントをトイレの右に建ててくれ」というので、その場所で組み立てていると、B会長は「おいおい、トイレの左だぞ」と言い出す。さらに長老が「テントを建てる前に一張りずつ部品を区別するための目印を付けてくれ」と注文をつける。  若い理事や、労力として駆り出されている消防団員などは、その都度右往左往させられる。だから、ワシャは「ちょっと待とう」と提案し仕事を中断した。その上で、「見解を統一してくれ」と、極力余分な労力を使わせないように申し出をした。  それでも、組織として練度が低いのと、事前の打ち合わせが甘いので、最後まで混乱しましたがね。ただ、ワシャのチームに対しては、あまりゴチャゴチャと言わなくなった。ほかっておいてもちゃんと仕事をするし、ワルシャワがうるさいので・・・ということらしい。

 ここまで書いて、午後6時を過ぎてしまった。熱中症対策で水分補給をしなければいけない時間になってしまった。人間観察をもっと書きたかったが、健康第一なので、中途半端ですが、失礼します。

偶蹄目・奇蹄目

 馬と鹿ばっかり。

《滋賀・万木市議の政務活動費、報告書虚偽記載認める》 https://www.sankei.com/article/20220720-BXUFSVLZ25IZHFWBURGJ2P3QOI/

 市議会議員なんて大したものではないけれど、小銭をくすねるためにつまらぬ嘘をつくヤツは議員などやるべきではない。矜持を持たない馬は出馬するんじゃないよ。

 こっちもなんだろうね。

《立民・小田原市議が下半身露出で逮捕…同党市議は「自民党会派が適切」と主張するも立民のHPには所属明記》

https://news.yahoo.co.jp/articles/2094a30225b5748d9e383825fc9b37c3d4450a7b

 いい歳こいたオッサンが、それも4期目だというではないか。このオッサンが議員として培ってきた十数年はなんだったのだろう。下半身鹿出すものがないのか~い。

 この鹿議員が「立憲民主党」と表記されたことに、同じ「立憲民主党」所属の議員が嚙みついた。この話を読んで、中学生の時のことを思い出した。

 中学校は複数の小学校から子供たちが集まってくる。そうすると同じあだ名の少年がA校とB校それぞれにいた。「サル」というあだ名だった。まあ顔立ちが秀吉に似ていたんでしょうね。でも、けっして名誉なあだ名ではない。ところが2人は「サルはおれのあだ名だ」と言い張って喧嘩になってしまったのだ。「それほど欲しいあだ名かなぁ?」と、子供心に思ったものである。

「しょせん、立憲民主党でしょ」って思ってしまったのだった。

 こんな詰まらぬ話はどうでもよろしい。もっと大物のヒラコテリウムの話をしよう。売国メディアの朝日新聞紙のことである。

 とは言いながら、ワシャは朝日新聞の購読者である。売国売国なり、反日反日なりにおもしろかったのだが、ここまで極左ぶりを出し始めると、購読料を払うこと自体が、反日に協力しているようで気持ちが悪くなってきた。

 ネットでもかなり叩かれているようだが、7月16日の「朝日川柳」と「かたえくぼ」がひどい。安倍元首相の死去を論う、揶揄する、誹謗中傷する川柳、コメントがずらりと並んでいる。こういうことって、死者に鞭打つようなことって日本人はしないよね。それに安倍さんの場合、そもそも鞭打たれる方ではないし、日本の国益、日本人を守るために粉骨砕身の働きをした人である。その人に濡れ衣を着せて、罵声を浴びせるって支那の文化のような気がするのはワシャだけだろうか。

「疑惑あった人が国葬そんな国」

 おいお~い、「疑惑」って「モリカケサクラ」のことを言っているのか?作者よ、メディアリテラシーをしっかりと持て。おまえ、完全に洗脳されているぞ。統一教会の信者を笑えない。

「死してなお税金使う野辺送り」

 安倍さんは、ずっと給料を、トータルで1億円も国庫に返還している。もっとも税金を使っていない議員と言っていい。高島市の小銭をちょろまかす議員とは違うのである。さらに言えば、安倍さんのおかげでどれほどの雇用が生まれたことか。ちゃんと現実を見ろよ。

 選者の西木空人(元「天性チンコ」を書いていたオッサン)は「批判句際限なく」とコメントを付けているが、これも数を示さず印象操作をしているだけ。下手をすると何百通の中の7句かもしれぬ。

「忖度はどこまで続く あの世まで」

 この句に選者は特等の☆を付けたが、国を守った首相に対する敬意がまったく存在しない。それに選者は「なぜ国葬か」とコメントを付けている。なぜそう思う?

国葬って国がお仕舞いっていうことか」

 国葬に反対する朝日信者が国をお仕舞いにするんでしょうな。

「動機聞きゃテロじゃ無かったらしいです」

 テロです。

 馬鹿な喧伝者がリテラシーの足りない読者層を洗脳していくんですね。さらにその紙面横が「かたえくぼ」で、「『国葬』あれもこれも葬る場——新解釈辞典」と止めを刺す。ここまでくると紙面構成をする人のあり方について疑問を持たざるを得ない。ホント、購読を止めようかと思っている。

取材、調査に行ってきました

 いやぁハードな取材・調査だったわい。初日は栃木県小山市に入った。小山と言えば、「小山評定」という歴史的なパフォーマンスが実行された地で、ここで徳川家康は「どうする?」と苦慮し、大転換をして天下を握ることになる。その決断を小山でした。来春から始まるNHK大河ドラマの後半の見せ場になるだろう。

 小山市は、そういった徳川ゆかりの地でもあり、西三河とは比較的縁のある場所なのだった。

 とはいえ、そんな調査に行ったわけではない。別のハード的な、それこそ半日、喧々諤々の取材と歩き詰めの調査だった。

 その日は埼玉県の大宮までもどって宿泊をした。翌日の調査の場所へのアクセスのいい場所に拠点を置きたいがためである。

 大宮は20年くらい前に、やはり取材・調査で訪れたことがあり、知らない街ではなかったが、いやはやこの20年で大きく変貌をしていましたぞ。浦和市などと合併し政令市になり、大都会の拠点といった風貌を持つにいたっている。 夕食もそこそこに街を見て回った。武漢肺炎の第7波が懸念される状況でも、街は元気だった。

 2日目である。午前中は大宮区役所に行ってひと仕事済ませる。そこから春日部市まで出て、クレヨンしんちゃんの取材をする。昼食もそこそこに(って、ワシャの食事はそこそこばっかり。旅先ではあまり食欲がないんですね)春日部市をぐるっと歩き回った。やはり現場にいろいろなものが落ちているんでね。

 それから某所で「シティプロモーション」についての議論を予定時間をオーバーして出しつくし、その後、とある建設現場に入って視察をする。これが暑い。かんかん照りの工事現場ですぞ。100億円規模の建物の基礎工事をやっている。見て回るところは広大で、基礎工事だから日陰をつくっているようなところはどこにもない。現場監督に説明をしてもらいながら息も絶え絶えになってしまった。

 へとへとで大宮にもどって、夕食もそこそこにして、ホテルで取材内容の整理をしていたんだけど、左足の付け根が痛いんですね。こんなところが痛くなったことがなかったので、おかしいなぁと思いつつ、指でマッサージをしていて気がついた。

 万歩計を確認すると、今日1日の歩数が27,000歩を超えている。昨日も軽く10,000を歩いているんで、足が悲鳴を上げていたんですね。

 3日目である。今度は千葉の船橋まで足を延ばす。西船橋駅の南側の広大な埋め立て地におそらく規模で言えばトップクラスのアリーナができる。やはりそこの建築現場に行って、調査研究、情報交換を半日行った。もちろん現場も拝見したのだが、ここも広い。そして基礎工事なので、太陽光を遮るものはありません。まるでフライパンの上の肉状態で熱くて暑くてかないませんぞ。

 昼食は、その現場の北側に「ららぽーと東京ベイ」があって、令和7年に西三河にも「ららぽーと」ができることもあって、昼食を兼ねてそこも調査することにした。ここは涼しい。ありがたや~。昼食は美味そうな蕎麦屋がテナントとして入っていたので、そこでおろし蕎麦をたぐった。美味~!

 蕎麦だから、つるつるといただいて、すぐに調査を再開した。テナントの状況とか、駐車場の様子、車や人の導線、平日の客の入り、客層の状況などなど調べることは山ほどある。それでも帰る時間もあるので、1時間半ほどの滞在では、なかなか手ごたえのあるものは見つからなかった。それに年間2600万人がやってくるという広大な施設は、なかなか歩き切れるものではない。畏るべし首都圏。東京駅から30分の利便性は侮れない。

 このエリアの都市化の進捗度合いを見ると、「水が足りねえだ、お代官様」と騒いでいる西三河の農村風景が懐かしくなってくるなぁ。

 しかし、この地域も含めて、首都圏の郊外都市は若い子育て世代に人気があるという。実際に先に調査に行った流山市などは若者の流入人口が著しい。流山は農地や山林を住宅地、商業地に転換して町を若返らせている。 名古屋から10分、20分の立地にある西三河刈谷市は頭一つ抜け出しているが、その他の自治体の切れ味は悪い。

 川勝のボケが方針転換をしたようだ。これでリニアが名古屋まで開通すれば、西三河は品川まで1時間でアクセスできる地域になる。そして名古屋市域からの若い世代を取り込んで人口増加を図れば、これは50年100年の大計を組むことができるのではないか。

 というようなことを考えながら、家路についたのでありました。同行した同僚たちは「盛り込み過ぎじゃないの?」と言っていたが、まだまだ、取材、調査ってのはこんなものじゃない。「夕ご飯美味しいものを食べようね」などと言っているうちは、甘い!夕飯などサンドイッチとビール1缶で済ませるくらいの気概がなければ、まともな調査などできるものではない・・・とまでは言わないけれど、観光旅行気分、アリバイ作りの視察調査なら行かないほうがいい。これだけは言っておく。