和田秀樹さんは2004年から始めたこの日記に29回登場している。灘高の同級生の勝谷誠彦さんと同級生で、2004年に東京渋谷のセミナーでお二人ともが講師でお出でになった。それからのご縁である。先日も触れたけれど、個人的なお付き合いという点では勝谷さんだった。和田さんはなんだか難しそうな雰囲気を持っていたのに比べて、勝谷さんは酒好きで少し崩れているところにも好感を持ったんでしょうね(笑)。個人的にも何度かお会いし、何冊もの本にサインをもらいましたぞ。だから、勝谷さんのこの日記への登場は圧倒的で、8690日記中358回登場してもらった。圧倒的な回数と言っていい。
作家の日垣隆278回、評論家の呉智英さん207回を抑えてのトップ登場である。司馬遼太郎さんは635回の登場なのでダントツだが、この人は別格ですね。
さて和田さんである。勝谷さんとはとても仲がいいというふうには見えなかった。勝谷さんが亡くなられた時にも特段のコメントを出したという印象はない。でも、講義も同じ時に受けているし、時おり勝谷さんがネタとして和田さんを取り上げるので、和田さんの著作も勝谷さんの本と並べてワシャの本棚に並んでいる。古いものでは1998年出版の『多重人格』(講談社新書)がある。和田さんは1200冊ほどの本を出版している。すごいね(驚)。古いところでは『受験は要領 たとえば,数学は解かずに解答を暗記せよ』(ゴマブックス)を1987年に27歳で上梓。以降、1200冊って生半可な量ではない。
近著では『医師しか知らない死の直前の後悔』(小学館新書)が12月、『喪失感の壁 きもち次第で何があっても大丈夫』(中公新書ラクレ)が11月に上梓されている。だけど、とてもではないが1200冊を全部読破するのは難しい。せいぜいその中の数十冊程度を所蔵しているだけで、けっしてまじめな読者とは言えません。
でもね勝谷さん亡き後、日垣さんが退場され、面識のあるこの年代で頑張っているのは和田さんだけになった。併せて、このところ加齢に対するいろいろなアドバイスをしてくれるので、以前よりは読むようになってきた。
最近では(和田本では最近でもないんだけれど)、『死ぬのはこわくない』(興陽館)、『どうせ死ぬんだから』(SBクリエイティブ)、『70歳からは大学病院に行ってはいけない』(宝島新社)、などを読んでいる・・・とは言ってもワシャはまだ若いのじゃ。70歳にはほど遠いし、死ぬ気はまだまだありませんぞ(笑)。とはいえ、友人も随分彼岸に逝ってしまったし、まさに勝谷さんもあちらにいるわけだし。
ということで、おもしろい記事があったので載せておく。
《和田秀樹「不幸な老後を過ごす人には共通点がある」…元首相ですら克服できない「若いころの記憶」の正体》
これは、和田さんの最新刊『医師しか知らない 死の直前の後悔』(小学館新書)の一部を再編集したものということ。面白そうなのでちょいと覗いてみますね。
和田さんは2004年にお目にかかった時も「ポジティブシンキング」を言っていました。この考え方はまったく微動だにしていないようで、上記の中でも「嫌な記憶にいつまでもとらわれていたら前には進めない。だから大事なのは、新しい体験や気分転換をして記憶の上書きをしていくこと」と言われる。「ネガティブな想像をしたところで、現実は変わらない。まずは『過去の出来事はもう変えられないのだ』という事実を受け止め、これから『何をするか』に目を向けることが大切」とも。
ううむ、おもしろそうな本だな。よっしゃあ、さっそく買ってこようっと。