昨日、ちょいとした寄り合いがあって、ワイキキまで行ってきましたぞ。いやぁ疲れた疲れた。
もちろんワイハのワイキキではない。西尾市吉良町のワイキキビーチである(笑)。その近くに仲間の所有する海の家のようなものがあって、そこに何人かが集まって今後の西三河、愛知などについて議論を交わす。
とはいえ、アルコール付きですので、まあ大言壮語を吐きまくる宴会といったところでしょうか。
ワシャは以前からその会に誘われていたんだが、なかなか都合がつかず、今回が初参加とあいなった。メンバーのひとりが車を出し、最寄り駅で集合して目的地に向かった。場所は知っている。吉良宮崎といえば、西三河の住民にとってはもっとも身近な海水浴場だったからね。
目的地に到着する。目の前が海岸というロケーションで、細い道路を挟んではいるが、窓から手を伸ばすと海に触れそうな感覚になる近さだった。
ワシャを含めて何人かが初参加ということで、オーナーは海の家にほど近いところにあるレインボーカフェで「コーヒーを飲もう」と言い出す。オーナーの提案なので否応もなく行きました。
海岸線沿いの平坦な道をしばらく歩いた。少しばかり行ったところで海岸とは反対の崖のところで立ち止まり「ここを登る」と言う。雑木が鬱蒼と生えた手の入っていない崖を「登る?」って、ワシャら初参加にはなんのことだか理解できない。
オーナーが指をさす方向に目をやると、雑木の中に梯子に近いくらいの木製の階段がついている。これを登るんかいな?
オーナーは「時々マムシがでるから気を付けて」と脅す。おいおい。
何段あったかは数えなかったんでわからないが200段くらいはあったかなぁ。その狭い梯子階段を登り切ると、さすがに息が切れた。でね、そこにレインボーカフェがあったんですね。
そこで宮崎海岸を見下ろしコーヒーを飲んでいると、遠景に見える渥美半島を眺めていたら、あらららら、「なんだかこの景色をどこかで見たことがあるぞ」と脳味噌が言い出すではあ~りませんか。
記憶をたどっていくと、就職したばかりの頃に、この場所には何度も訪れていた。ホテルが新しくなり、こぎれいなカフェがあり、道路もきれいになり、海岸線も整備されていたので、崖の上から海岸全体を見降ろすまで気が付かなかった。
三河で唯一ウインドサーフィンができたところが、眼下に見える浜だったのだ。消波堤で囲まれた海水浴場からは外れていて、波も風も知多の新舞子ほどよくはなかったが、初心者を連れてゆくには、穏やかでロケーションもいい場所だった。ずいぶん昔だが職場のメンバーを誘ってボードを車に積んで、足しげく通ったものである。
ありゃま、そんな思い出の場所だったんですね(遠い目)。
いや~、そうなると浜に隣接する海の家から景色を堪能しながら飲むビールの美味いこととといったらありゃしない。調子にのって「西三河首都移転構想」、「西三河山手線構想」、「碧南火力リニューアル構想」、「衣浦湾航路拡張構想」などを語りまくりました。
会が終わったのは午後9時、家に帰ったのは10時を過ぎていた。