バカゆえに時代を壊してしまう、時期を失ってしまうということが往々にしてある。
今朝の朝日新聞の社会面。
《「高須氏から衆院選の後援得ようと」事務局長に懲役2年求刑 リコール署名偽造「首謀者」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/a2176505bf9f2138beeb79f1e8080abe80d1753b
2019年の「あいちトリエンナーレ」で昭和天皇の御肖像を燃やしたり、戦死した兵士を貶めたりと、やりたい放題だった「表現の不自由展」。それを許した大村チンを「許さない」としてリコールの活動を始めたのが「イエス、高須クリニック」の高須先生だった。
国士の高須先生の歓心を引こうとしたのが、県議会議員選挙に落選した某だった。某は人を見る目のない河村ミャーミャー市長に取り入り、事務局長として入り込むことに成功した。
「ここで手柄を上げれば高須さんの支援を確実なものにでき、そうすれば衆議院選挙だって狙える」
と、阿呆は踏んだんですね。それで偽造工作に走ってしまった。
この阿呆は思いもよらなかっただろうが、このリコール運動は署名数が大量に集まらなくても、実は成功する予定だった。愛知県の有権者数がざっと600万人として、リコールに必要な署名数は85万である。これを2週間で集めるなんてどだい無理な話。
ワシャもこの署名をしたものであるが、「愛知県はでかすぎるので、リコール署名は集まらないだろう」と思いながらも気持ちを込めてペンを走らせた。
必要数が集まらなくても、「県民の一部があなたに対して疑問を持って監視しているよ」ということがチンさんに少しでも伝われば、愛知県政の改善につながっていく、チンさんの親中度合いも軽くなっていく、そういう展開が期待できた。
しかし、阿呆は自分自身のための「成果」を出そうと躍起になり偽造工作をしてしまった。
これで正当な何十万もの県民の意志が踏みにじられてしまったのである。
この阿呆を含め、名古屋の国政を狙うレベルってのが低すぎませんか?滞納キングや、パー券キング、そしてリコールチョンボ男でしょ。
粛々と署名を集め、「必要数には届きませんでしたが、これが県民の意志です」と言ってチンさんに突き付けてやればよかったのだ。
それが「不正だ」と攻撃されることで、すべてのリコール活動、署名者まで正しくなかったんだという汚名を着せてしまった。
千載一遇のチャンスを阿呆はテメエのことしか考えなかったゆえに潰してしまった。嗚呼、已んぬる哉。