いやはや災難はどこに転がっているのか判らないものですな。電車でたまたま隣になったおしゃべりオッサンのせいで、結局、5日も動けなくなった(じつは動いていたけど)。
体重もなんと3キロも減っている。風邪をもらう前は、スラックスのウエストが少しきつくなってきていた。そうなると好きなズボンが限定されてくるので困っていたのが、今はぴったりフィットしてみ~んな履ける。禍福は糾える縄の如しとはまさにこのこと。
さて、熱も下がって、大した脳力ではないけれど、頭も動き出してきたので、時事ネタを取り上げたい。ますはこれ。
《高市早苗氏が自民・奈良県連会長を辞任 大臣留任で「兼務困難」》
https://news.yahoo.co.jp/articles/5396f2a5fdba045f0e2fd39f0deceae62b217885
高市さん、賢明なる判断だ。奈良県知事は維新に取られてしまった。そうなると県とのやりとりは実に面倒になる。そこに持ってきてご自身の選挙も間違いなくあるし、その上にボンクラ首相が機能不全に陥って、首相改選になるか判ったものじゃない。
そんな状況で、維新知事のご機嫌なんか伺ってられるか!てなところだろう。
代行は、参院議員の堀井巌氏(57)が当たるという。東大卒の総務キャリアで、静岡県、岡山県で知事に仕えていた人物なので、なんとか維新知事とも渡り合えるのではないか。
なにしろ、ポスト岸田が皆目見当たらない闇夜で、唯一の灯りが高市さんだと思っている。
そう思っていたら、今日発売の「週刊文春」である。
《岸田「五人の女」をドリルする!》という記事がでかでかと朝日新聞の記事した広告にでかでかと載っているではあ~りませんか。
5人という数で言うと、当然今回の改造内閣で入閣した5人の女性大臣、高市、上川、土屋、自見、加藤をイメージさせますわなぁ。党の方で重職に着いたボンクラ小渕は、取り合えず「ドリル」にしておいたのかな?と考えた。
でね、なぜか手元に今日発売の「週刊文春」があるではないか!高熱に苦しむ(もう平熱だけど)ワルシャワの願いをお聞き届けくださってありがとう。
そんなことはどうでもいい。「週刊文春」の内容だった。
なんと「五人の女」から高市さんは外れていた。記事の初ページの家に2枚の写真があって6人の女性政治家が写っている。その中で高市さんだけがフニャチン岸田の隣に写っているにも関わらず。う~む、高市さん、「週刊文春」からは男と見られているということか。5人とは残りの優子、鮎子、品子、英子、陽子のことであった。
そして記事トップは当然のことながら「ドリル優子」である。父の恵三氏の頃から金銭問題が国会に取り上げられていた。その「地盤・看板・鞄」を生のまま譲られたのが群馬のお嬢さんでしかないから、ホントの神輿に過ぎない。それも軽めのね(笑)。祖父、父と2代にわたって作りこまれてきた集金配金システム、それを担いでいる地元の議員や有力者たちに、お姫様とはいえおいそれとは物申せません。
だから記者会見でもボロボロで、ドリル事件に質問が及ぶとベソをかきながら「忘れられない傷」と言って、自分自身も被害者のような振る舞いを見せましたよね。でもね、けっこうそれが本音なんでしょうな。まわりのジジイたちがみんな勝手にやっていて、お姫様にご相談遊ばすわけがない。
「じじいたちがかたすけぇ、あんじゃねえ」と、言われてはいおしまい。こんな軽い神輿になにができますか?
おっと、お次も3代目のお姫様ですね。なななんと、あの「ゲス不倫」で名をはせた宮崎謙介氏の最初の奥さんだった人、加藤鮎子姫でごじゃりまする。
ここでも軽い姫神輿をいいことに地元ではいろいろと公金をチューチューする仕組みが出来上がっていて、「わしたちがぎんばりでがんす、じょさね」とか言われて、爺様方のやりたい放題。
爺どもに甘やかされ、旦那1人さえ制御できなかったお嬢さんが、国政の重責を担って何ができるというのか?
とくに自身の子育てでは失敗していて、それが「こども政策相」って自虐ギャグか?
3世お嬢さんに何を期待しろとフニャチンは言っているのか、まったく理解できない。
3人目も2世議員、それも父親の土屋義彦は参院議長から埼玉県知事になり、埼玉では有名な「土屋ファミリー」という有力一族のお嬢様。もっぱら専門はフラワーアレンジメントで、それでお暮し遊ばしている優雅な上流国民であらせられます。それが何をとち狂ったか、土屋ファミリーの「地盤・看板・鞄」をそっくり引き継ぎ、参議院議員におなり遊ばしたのでございます。
このお嬢さんもご多分にもれず政治資金関連でプンプン臭うことをやっている。父親の関係で姉が政治資金規正法違反で逮捕されているから、お家芸と言ってもいい。
4人目も2世議員。フニャチン、よほど世襲議員が好きですな(嘲)。自見英子沖縄・北方・地方創生相って、一杯寄せ集まっていますが、寄せ集めということはどれにも力を入れないという証のようなもの。それにこの人、橋本岳衆議院議員と不倫して略奪婚をしたくらいしか実績を持たない人なので、何をさせようというのだろうか?二階派から引きはがすつもりでもあるのだろうか?「週刊文春」にも不倫のことしかなかったので、それ以外はクリーンなのかも。でもね、この人、医者なので、医療に関してはある程度の知識はあるだろうが、沖縄の複雑な問題、北方四島のこれまた複雑な問題、地方創生の膨大かつめちゃめちゃ輻輳する権利関係の調整ができるのかね?まあ短命内閣だから座っているだけでいいのかも(苦笑)。
最後は上川氏であるが、この人は世襲議員ではない。「週刊文春」は人物の強さを批判しているが、それはまた政治家の意志の支えであり、決断を下せない神輿では困るのだ。だから、ワシャとしては上川外相について批判は避けたい。
久し振りに、長文を書いたらちょっと疲れたわい。それじゃあここらで失礼します。