染まった人、太った人、詠めない人

《環境運動から共産主義に"転向"して、COPから追放されたグレタ・トゥンベリ》

https://cigs.canon/article/20211202_6410.html

 実はこの記事はどうでもいい。グレタ嬢ちゃんにはずっと疑問を呈してきたし、現在の環境運動のいかがわしさについてはこの日記に腐るほど書いてきた。それが馬脚を顕してきたということだろう。

 そもそも環境原理主義者たちは共産主義者にほかならない。そんなことは最初から見えていた。十数年前、環境という時流に乗りたがっていた凸凹商事で、急ごしらえで立ち上げられた環境部署に抜擢された。でね、2年くらい真剣に環境について勉強をさせてもらった。ところが勉強をすればするほど、本を読めば読むほど「環境問題」の如何わしさが見えてきた。クリントン政権で副大統領をやっていたアル・ゴアが『不都合な真実』という環境本のベストセラーを出しているのだが、ある程度(300冊くらいね)環境問題に関する本を読んだ上で、アル・ゴアの本に当たると、そのいい加減な内容に気持ちが悪くなってくる。白熊くんは溺れないし、北極の氷が溶けてもツバルは沈没しない。

 環境の担当者だった時に、いろいろな環境学者や専門家と称する連中のご高説を拝聴したけれども、どの講師も地球崩壊の科学的根拠を示さず、危機を煽るだけで、ある意味で統一教会霊感商法と同じだった。

「CO2が世界を滅ぼします。だからカーボン0、脱炭素、そのためには環境に対してお金を貢ぎなさい」

 アホ!

 ワシャは太陽光発電にも懐疑的であったし、温暖化もCO2由来ではなく、太陽の影響が強いと思っている。考え方としては生物学者池田清彦先生や工学博士の武田邦彦さんの論説に近い。 だから[SDGs]とか「脱炭素」などという名前を冠した部署を立ち上げている自治体なんかを見ると「あ~あ、環境原理主義の罠にはめられちゃって~」と、そのセンスの無さに涙が出てくる。概ね、そういった系統に引っ張られる首長というのはリベラル色が強く、左翼の逢坂誠二代議士がニセコ町長時代に大流行させた自治基本条例なんかにも影響を受けていることが多い。 いいですか。世界的な脱炭素を支えてきたロシヤの天然ガスを使うことが、どれほど危険なことかがこのウクライナ侵略戦争でよく見えてきたでしょ。そもそも炭素というものが生命を造っていることを考えれば、その炭素を排除することの愚かさを考えなければいけない。

 

 そうそう、夕べの「プライムオンラインTODAY」で炭素のかたまりのようなニュースが流れた。 アメリカはアリゾナ州のコンビニでの強盗事件の一部始終をカメラが捉えていたのだ。2人の黒人女が白人の女性店員を煉瓦で襲ってレジの暗誦番号を吐かせて、金品とともにパンのような食料も持ち去っていった。怖いのうアメリカは。 映像の中で印象的だったことがある。卑劣な加害者2人も、かわいそうな被害者も、3人ともが非常に肥えた女性だった。一番小柄な黒人でも日本でいえば巨漢といえるほど肥満体たっだ。そして被害者、加害者双方ともがでかいケツを大きくはみ出させて半ケツ状態でもみ合っている。犯罪もしかりだが、この巨大なケツはみにアメリカの病巣を見る思いがした。

 

 今朝の朝日新聞地域総合版で城郭考古学者の千田嘉博先生の「お城探訪」がよかった。こういうまともなのも載せられるじゃん。

 今回は、今回は清州城であった家康を狙った暗殺未遂事件を取り上げて書いている。文末が秀逸であった。

《犯人にも理由はあっただろうが、暗殺で社会を変えようとすることは賛成できない。それを揶揄するような川柳を詠むことも、私には到底できない。》

 この欄の担当者は辛うじてまともなようだ。