今朝の朝日新聞投稿欄右肩。《防衛費増 どこに財源求めるのか》が如何にも朝日らしくて朝から苦笑してしまった。埼玉県の72歳無職男性からの投稿で、内容は防衛費を１％から２％に上げることは罷りならんというもの。「財政再建も見通せず」「物価も上昇」「預貯金には利子つかず」「国の借金は1241兆円」を並べたて、「防衛費は国民生活を犠牲にしてまで増やす予算か！」と言っている。
ご推察のとおり、そうまでしても防衛費は増やす必要がある予算なのである。 今朝のネットニュースのトップをご覧なさいよ。
《北朝鮮から発射の弾道ミサイルの可能性あるもの EEZ外に落下か》
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6427440
《中国とロシアの爆撃機が日本周辺飛行 クアッド首脳会合を挑発か 岸防衛大臣がコメント》
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6427430
北朝鮮は、核弾搭載可能なミサイルをボコスコ撃ちまくっている。ウクライナで住民虐殺を続けているロシヤ軍は、ウイグルなどで民族浄化を進めている支那と組んで、爆撃機を日本近海で飛ばしている。
これに備えなくていいのだろうか。ワシャは家族や友人、日本人を救うためにこの暴走国家に隙を見せてはいけないと思っている。それが防衛費なのである。ワシャは自衛官の知人が何人もいるけれど、彼らが一様に口にするのは装備の老朽化である。それはなにも戦闘機だとか戦車の話ではなく、身の回りの机とか椅子とか、こまごました日常的な備品などにも防衛費は使われている。これらが30年前に廃村になった役場のものより古いってこともあるのだ。これで国民の生命財産を死守できるのか？
この無職の投稿者の目にはウクライナの実情が見えていない。さらに、日本近海での鍔迫り合いを見て見ぬふりをしているのではないか。鍔は老朽化し劣化している。鍔が割れたら敵の刃がざっくりと己の手に食い込むということになぜ気が付けない。
