愚かなままではいけない

 人類というものは実に愚かなものだなぁ。

マリウポリ、数日で陥落 ブチャ超える惨状の恐れ=欧州当局者》

https://news.yahoo.co.jp/articles/1fddc8a71a96dfca1c9ede6d86a149a09a900dc8

 おそらく狂気のプーは5月9日のクソ記念日までにどうしても「勝った勝った」と言いたいがためマリウポリ大攻勢をかける。アゾフスターリ製鉄所に一般市民が、女性や子供がこもっているにも関わらず、狂気のプーは、テメエのメンツが最優先で、自己満足のためにはウクライナ人の命など毛ほどにも感じていない冷血鬼だ。こういった狂気の独裁者が歴史に現れる時、真っ当な人類は成す術を持っていない。このために後手後手に回り、ようやく覚醒し反撃を加え、なんとか独裁者を排除した時には、甚大な人的被害が出てしまう。大地が死屍累々の惨状を呈することにならないと人類は目覚めない。

 第二次世界大戦がまさにそうだった。ちょっとしたボタンの掛け違い、トップの判断ミスが重なってヨーロッパ、アフリカ、中東、支那、東南アジア、太平洋、そして日本列島で、どれほどの尊い命が失われたことか。

 人類はこの悲惨な歴史から学び、健全な次世代を構築しようと試みた。しかし、愚かな人類は学ばない。80年掛けて、また国際連合は機能不全に陥り、ヒトラーの再来を許してしまった。ヒトラーどころではない。スターリンまで併せて呼び戻してしまった。

 そして今スターリンがまさに、蹂躙しようとしている女性や子供の命を、手を拱いて見殺しにするしか方法を持たない人類を軽蔑する。

 フニャチン日本はどうでもいい。NATO諸国は、兵器庫、武器庫を開けて、兵士たちにこう言え。

「国軍を離れたい者が国章を外して去っていくのは勝手である。偶然、兵器庫は開いている。鍵を締め忘れてしまった。武器を携えてウクライナ軍に行くのは本人の意志だから止めようがない。司令部が武器の紛失に気が付くのは1カ月後か2カ月後か現時点では不明だ」

 ロシヤが使った手である。ヨーロッパ各国の義勇兵の出番だ。フランス、ドイツ、イギリスなどの最新鋭部隊をウクライナ東部に投入し、今まさに危機に瀕している子供たちを助けてくれ。