覚醒せよ

「デイリー新潮」が全てを物語っている。

《「自衛隊はなくす予定だけれども使う」 日本共産党と『カエルの楽園』》

https://news.yahoo.co.jp/articles/249866f1761c06a45f6fee2fca1fe941286c8cde

 日本共産党の志位委員長がある意味でお花畑のご都合主義を披歴した。本当にお花畑ならいいけれど(よくないけれど)、共産党の故郷であるロシヤを利するためとか、共産主義の先輩である支那に媚びるための発言なら許しがたい。

 普通の感覚を持った国民なら、今回のウクライナ侵略を見聞きすれば、「日本共産党がこれまで主張してきたことはおかしい」と思って当然なのだが・・・。

 しかし、未だに百田尚樹さんの『カエルの楽園』を愚書と決めつける連中がいるけれど、本に込められた著者のメッセージが理解できないのかなぁ。「百田尚樹」と聞くだけで「極右!」とヒステリックな反応を示す輩が多いけれども、目を吊り上げる前にきちんと読み込んで内容を理解しようよ。

 日本の現状を寓話化して、バカにも理解できるように書かれた名作だと思いますよ。でね、共産主義者や左翼が「右翼!」と決めつける人たちの多くは、情報を自ら取りに行ってリアルに判断をするまともな人たちだと思いますぞ。

 

 そうそう、前期のNHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」はおもしろかった。しかし、今度の「ちむどんどん」を今朝見たんだけど、おいおい大丈夫かいな・・・と思った。

 まず、舞台が沖縄である。そして時代が1960年代のアメリカ占領下となっている。おそらく反戦思想が挿入されるんじゃないかと警戒して観ていたが、早くも2日目でそれが持ち込まれた。

 主人公の父親が支那戦線に従軍し、母親は那覇で空襲に遭っている。知人の男性は元軍人で、沖縄から勤務地を替えられた後、沖縄決戦になったことで、自らが沖縄のために戦えなかったことを悔いている。

 これは、沖縄県人が戦争に巻き込まれたこと、那覇空襲を特記していること、日本軍が沖縄を捨て石にしたことなんかが、シナリオのベースに織り込まれているのである。

日本人は先の戦争で沖縄を犠牲にしたんだ・・・という左翼プロパガンダを想起させるものが盛り込まれていた。2話目の最後のシーンは母親(仲間由紀恵)が、夜空を見上げて涙している。それがウチナンチューへの抗議の涙でないことを祈る。

 今後、主人公は東京へ出て、料理かなんかの仕事について活躍するんだろうけれど、そういった細かい部分に「沖縄犠牲説」を偲ばせるシナリオは不愉快だ。

 これも、アイヌ新法同様に、日本列島に侵略戦を考えている外敵を利するもの以外の何ものでもない。たかが朝ドラと言うなかれ。一事が万事、日本の歴史、伝統、平和を守っていくためには、些細なウソにも厳然と対処していかなければならない。

 バカな政治家が、その場しのぎのなあなあで、どれほど日本の国益を日本人から剥奪し、周辺の野党山賊国家に持っていかれているか。

 今回のウクライナの地獄を見ることで、日本人の覚醒を促したい。