露軍と一緒にするな

 今日の朝日新聞「声」の右肩投稿が笑える。題して《兵士にも良心に従う権利あれば》。投稿者は63歳だから、戦後の日教組教育をもろに浴びた世代ですね。文章が稚拙なのでなにを言いたいのかが明確ではないが、類推するに「ロシヤ兵が良心に基づき不当な命令に抗命すれはウクライナ侵略での残忍な市民殺害は起らなかった」と前置きをして、「ドイツでは軍人に抗命権が保障されている。残念ながらこういう規定はロシヤにはない」と話を進める。ここで「いや待てよ」と疑問を呈し、こう結論付けている。

「日本の自衛隊法にもないよね。ドイツと同様に日本でも抗命権を保障したい」

 おいおい、ロシヤ軍と自衛隊をごっちゃに語るんじゃねえよ。ロシヤや支那は最前線で戦う兵士の背後から、友軍兵士を脅すために銃撃するならず者の軍ですぞ。軍の行動ということに関していえば、今のロシヤ、支那よりもあの頃のドイツ軍のほうが若干まともだったろう。

 少なくとも日本軍は、当時のどの国の軍よりも戦争犯罪に関しては厳格だった。それは「武士道」に貫かれていたからである。戦後、戦争犯罪として裁かれた多くの日本兵は濡れ衣であったことが証明されているし、そもそも戦場で丸腰の婦女子を殺戮するようなことはなかった。もちろん日本軍の系譜を継ぐ自衛隊が、ロシヤや支那のような下劣な戦争犯罪をするわけがない。

 日教組に教えを信じているオッサンよ、ロシヤの下劣な犯罪軍隊と日本のほこる武士(もののふ)自衛隊を一緒にするんじゃない。まずは口を極めてロシヤ軍の蛮行を責めろ。

 でもそうすると朝日新聞が「声」欄に載せてくれないか(笑)。